「持っているまっすぐは岩瀬よりすごい」藤川阪神に現れた支配下間近、左のロマン腕の"ごぼう抜き"を球界OBが予想 「出てくると大きい」
その上で高木氏はチーム事情を鑑みて、「左が不足していることを考えると、伊藤陵出てくると大きいよな」とロマン腕の台頭を期待する場面もあった。
昨季のブルペンでは救援左腕の桐敷拓馬が70試合に登板、43HP、防御率1.79とフル回転となった。左腕リリーバーは勝負どころのキーマンとなるため、何人いてもいいとされる。
また伊藤陵といえば、入団会見では愛知の英雄、名球会入りも果たし、歴代最高407セーブをマークした鉄腕、元中日の岩瀬仁紀氏を憧れの存在としてあげる場面もあった。
高木氏もこの点について触れながら「持っている球自体は、まっすぐに関しては岩瀬よりすごい」と絶賛。今後の成長過程でさらに飛躍していくことを願っていた。
開幕を見据えて、育成選手の支配下をめぐっての争いも注目されている。阪神では16日の試合で好投した工藤、また同試合で制球に苦しみ、1回持たず7失点となったホセ・ベタンセスなど候補は複数あがる。果たして支配下への切符をもぎ取るのはどの選手となるか。アピールは続いていく。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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