燕22歳が交流戦で「長打力」を発揮できた訳 「レギュラーを獲れるように」チームの“希望”を託された苦労人の決意

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チームの希望である伊藤琉偉。交流戦で長打力を発揮できた訳とは(C)産経新聞社

 ヤクルトは65試合を終えた時点で19勝43敗3分けの借金「24」と、リーグ最下位に低迷している。交流戦も単独最下位で終えたが、その中でパ・リーグの投手相手に長打力を発揮したのが、2年目の内野手で22歳の伊藤琉偉だ。

【動画】燕の希望!伊藤琉偉がプロ初本塁打を放つシーン

 6月5日の西武戦(ベルーナD)では菅井信也の直球を振り抜き、左翼席へ運ぶプロ1号を放つと、7日、8日のソフトバンク戦(神宮)で2試合連続のアーチを描いた。

 打率こそ現在は.221だが、交流戦では得点圏打率.333をマークし、3本塁打と11打点はともにチームトップの成績だった。

 大松尚逸チーフ打撃コーチは「去年から比べればスイングがしっかりできるようになっている。バットの軌道が良くなっているのが一番」と、伊藤の成長を感じ取っている。

 伊藤自身も「秋季キャンプからいまのスイング軌道というのは取り組んできて、だいぶ自分の中で変わってよくなっている」と実感。手応えを得ているスイング軌道について「真っすぐに負けないように。自分はあまり(球を)引っ張れなかった。1年目に引っ張れなくて、どうしたらいい打球が打てるかというところで、いまのスイングになっていった」と、説明した。

 「1軍クラスの超一流の真っすぐをどうやって打つか、肌で感じている途中」と話す大松コーチ。チャンスをもらい、実戦で経験を積んでいる最中で、伸びしろは無限大だ。

 交流戦も含め初めて対戦する投手も多い中で伊藤は「初めてやるからといって受け身にならないように。どの投手でも同じようにスイングは変えずに、配球とかは別に考えますけど、スイングはいつも通りでやっています」と力強い。

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