【井端ジャパン検証】秋のプレミア12に向けて視界良好--戦力に名乗りをあげた選手たち
■パーフェクトリレーに貢献した投手たち
第2戦のパーフェクトリレーに貢献した投手たちにも触れないわけにはいかない。
初選出の松山晋也(中日)は金丸、中村の大学生2人の後に登板。多少のやりづらさはあったかもしれないが、心配無用とばかりに剛腕ぶりを披露。自己最速を更新する156キロをマークするなど、大卒2年目の今も成長を続ける。
松山と同様に初選出だった渡辺翔太(楽天)も1回を2奪三振の好投。特殊球・パームボールで空振りを奪うなど、持ち味を存分に発揮した。
APBCの韓国戦で快投劇を演じた隅田知一郎(西武)は、三者連続3球三振に抑える「イマキュレートイニング」を達成。決め球は全て魔球・チェンジアップとさすがの投球を見せた。
最後を締めたのは種市篤暉(ロッテ)。この日投げた中で“最年長”25歳の右腕は、2回3奪三振と貫禄の投球。昨春はWBC前のサポートメンバーとしてトップチームに招集されたが、今季は先発の柱として活躍し、プレミア12のメンバーに選ばれたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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