【侍ジャパン】東京五輪に向けたポジション別代表候補選手とは
侍ジャパンは9日、今年の夏に1年延期された東京五輪の1次ロースター185人を日本オリンピック委員会(JOC)に提出したと発表した。
稲葉篤紀監督は「出場の可能性がある選手は全てリストに入れました。今後、プロ野球の公式戦の視察やスタッフミーティングを行い、最終ロースターの選手24名を決めていきます」とコメントを発表した。
侍ジャパンは新型コロナウイルスの影響により、一昨年の2019年11月に行われたプレミア12を最後に活動を停止させられている。東京五輪の野球競技は7月28日に福島県営あづま球場で開幕予定。決勝は8月7日に横浜スタジアムで組まれている。大会直前まで合宿や強化試合を行うことはできず、ぶっつけ本番で悲願の金メダル獲得を狙うことになる。
1次ロースターは稲葉監督が話した通り、185人という膨大な数に上った。本番へ向けての選手選考の流れとしては、次は5月下旬から6月上旬にかけて、東京五輪に出場する24選手を選出する。24選手の最終決定は7月上旬。その間、故障者などが出た場合には入れ替えが可能とみられ、その際には1次ロースターで提出した185人の中から代替選手を選ぶ。それ以外の選手は選ぶことが出来ないという。
12球団で考えてみても、1球団10人以上が含まれているという計算になる。
185人の内訳は公表されておらず、詳細な内訳は不明。それでも確実にリストアップされているであろう上位選手はいる。シーズン開幕前にポジション別に選出の可能性が高い選手を見ていきたい。