メキシコ戦に向けて侍ジャパンの状態は?日本一のコーチが”打線”を診断!「長打が出ているのがいい」
とりわけ村上の打席について、「あれでちょっと気分的に変わったのかなっていうのもあると思う。相手が左ピッチャーだったのもあるけど、反対方向に意識があってバットがうまく出た。ライトスタンドに打球が向かっていたら、また引っかけるような打撃になったはず」と復調の兆しを感じたという。
準決勝のメキシコ戦に向けて、佐藤氏がキーポイントの一つに挙げたのが長打だ。
「やっぱり長打が出ているのがいい。3本ヒットを打っても1点しか取れない場合もあるが、チャンスで長打が出ると一気にみんながホームに返って来られる。長打を打てる選手が多いので、1、2番が塁に出て、3~5番が長打でかえすのが日本にとったらベスト。その後には岡本も牧もいるからね」
好調の大谷翔平、吉田正尚、岡本和真といったところはもちろん、村上にも復調の気配が出てきた侍打線。メキシコ戦での爆発に期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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