侍ジャパン、来年3月に「因縁」のメキシコと対戦 日本vsメキシコ過去振り返り
2016年 WBC強化試合
16年11月にはメキシコ代表が来日し、翌年3月のWBCへの強化試合を戦った。結果は1勝1敗。初戦は3-7で完敗したが、2戦目は侍ジャパン打線が13安打11得点とつながり大勝。特に9番に入った西武・秋山は3安打4打点の大暴れだった。
稲葉監督にとっても、宿敵の一つだ。国際大会での指揮経験を積むためにと、自ら監督を務めた10月のU23ワールドカップ。決勝で延長10回タイブレークの末に1-2で敗れ、大会連覇を逃した。
この大会、稲葉監督率いるU23侍ジャパンはここまで破竹の8連勝。完全優勝間近に迫っていた。U23メキシコ代表とはファーストラウンドで当たり、7-2で一蹴していた。
だが、決勝では先発右腕モラレスの前に打線が沈黙。9回を終えてわずか1安打無得点でタイブレークに突入した。そして無死一、二塁から始まる10回、ロッテ・成田が連打で2点を奪われた。
一発勝負の難しさ。国際大会で主流となったタイブレーク制。金メダルへの数々のハードルを実感した一戦となったに違いない。
レアード、アマダー等 過去には
来日メンバーは現時点では分からないが、長くメキシコ代表の顔として活躍してきたのがエドガー&エイドリアンのゴンザレス兄弟。巨人でもプレーしたエドガーはすでに引退し、17年WBCで監督を務めた。エイドリアンはプレーこそしなかったが、16年は代表メンバーとして来日。17年WBCも主砲を務めた。
17年WBCは他にも日本ハム・メンドーサとレアード、巨人・クルーズ、楽天・アマダーら日本プロ野球所属選手が多く在籍した。
来年11月にはプレミア12、そして再来年7月には東京五輪という大一番が待つ侍ジャパン。本番へ向けた強化試合でのスパーリングパートナーとしては、見所十分な相手と言えそうだ。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]