WBC世界一の大きな代償…開幕1カ月離脱の源田壮亮に続き大勢も〝後遺症〟か
またWBCで右手小指を骨折した西武・源田壮亮内野手には出場ストップがかかった。開幕から出場を直訴したが、渡辺久信GMは「まだ骨がくっついていない状態。(復帰までは)4月いっぱいかな」と開幕から1カ月程度、リハビリに専念させる方針を示した。
侍ジャパン正遊撃手の源田はWBC1次ラウンドの韓国戦で、走者として帰塁の際に右手小指を痛めた。準々決勝以降は患部にテーピングを巻いて痛み止めを飲んで強行出場。安定感のある守備、攻撃ではつなぎ役として優勝に貢献した。
源田に代わるほどの遊撃手がいない西武には大誤算だ。開幕オリックス戦はプロ3年目の山村崇嘉を起用したが、連敗で早々とカード負け越しが決定。源田の離脱に加え、今オフFA移籍で退団した森友哉にも活躍を許す〝Wパンチ〟で踏んだり蹴ったり。故障後もWBC完走を希望した源田の意向を球団として尊重したとはいえ、大きな代償を背負わされた形だ。
シーズンが始まり、なんらかの違和感を抱えながら出場している侍ジャパン戦士もいるかもしれない。WBC〝後遺症〟がこれ以上出ないことを祈るしかない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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