侍ジャパンのWBC先発ローテを球界OBが大胆予想!「負けたくない」韓国戦は山本、最重要ゲームには”ベテラン右腕”を提言
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ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕が目前だ。日本代表「侍ジャパン」は現在、大会初戦となる3月9日の中国戦に向け、NPB球団との強化試合を通して、最後の調整、選手の見極めを行なっている。
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これまでの壮行試合では、本大会での先発起用が予想される佐々木朗希(21)や山本由伸(24)、今永昇太(29)らがスターターとしてマウンドに登った。もちろん、ダルビッシュ有(36)や先日チームに合流した大谷翔平(28)らメジャープレーヤーもWBC本番では先発の一角を担う。「史上最高」と評される日本のピッチングスタッフがどんなローテーションを組むかは、世界一を狙う上で大きなポイントとなる。すでにファンや関係者の間で論じられている大会での先発ローテの顔ぶれには、大物OBも高い関心を示している。
「準々決勝が一番の肝」
そう言い切るのは、現役時代に巨人の先発陣の柱として活躍した槙原寛己氏だ。3月2日に配信されたYouTubeチャンネル『髙橋尚成のHISAちゃん』にゲスト出演、同じく、巨人OBである髙橋尚成氏と共に日本代表の先発予想を行なっている。
槙原氏は3月16日に行われる準々決勝での戦いを「負けられない試合」と強調しており、誰を先発させるかを問われると「ベスト8はダルビッシュ」と主張。その理由として「吉井(理人)コーチは以前、『アメリカラウンドでは山本と佐々木を投げさせたい』と言っていた」と明かしている。若い両投手に高いレベルでの経験を積ませたいという意向と捉え、その上で準々決勝がダルビッシュ先発と予想した。