「国際試合では有効なストレートになる」2026WBCの秘密兵器となるか 球界レジェンドOBが"国際大会向き"と絶賛した侍30歳 160キロ右腕の存在感【侍ジャパン】

齋藤のストレートの質が注目されている(C)Getty Images
侍ジャパンは3月6日、オランダとの強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」の第2戦を京セラドームで行い、9―0で快勝。2試合連続の完封勝利をおさめた。
打線では5回に佐藤輝明の犠飛から始まり、右の長距離砲、大山悠輔(阪神)にも5回二死から、豪快なホームランが飛び出すなど、この回一挙に7得点のビッグイニングに結び付けた。
また投手陣は先発の種市篤暉が2回無安打無失点2奪三振。自己最速タイの155キロを連発するなど気合の入った姿を見せると後続も8回二死まで完全リレーと、この強化試合は2試合連続で1安打完封とピッチングスタッフの優秀さが際だった。
そんな中でも、"国際大会向き"として注目されたのは3番手で登板した齋藤友貴哉(日本ハム)だった。
5回から登板すると先頭のヘルデルから145キロのスプリットで空振り三振を奪うと、続くケンプを遊ゴロ、最後はクロースを圧巻の152キロ直球でバットをへし折りながらの三直に仕留めた。1イニングわずか11球の快投劇を見せた。
1 2