71年の歴史の中で「記憶にない」開幕5連敗 Bリーグ最長の歴史を誇る名門チームの苦闘
2Q 川崎33–21三河 (川崎18–8三河)
オフェンスにリズムが生まれず、二桁のビハインド。
スタートは、#4狩俣、#5バッツ、#14金丸、#24加藤、#32桜木。
川崎の激しいディフェンスの前にシュート確率が上がらず、この10分間をわずか8得点に抑えられると、ファストブレイクから川崎#0藤井、#31エドワーズ、#3林に加点され、川崎33–21三河で前半を終えた。
3Q 川崎45–49三河 (川崎12–28三河)
12失点に封じる堅守からバランスの良い攻撃で逆転!
スタートは、#5バッツ、#14金丸、#24加藤、#32桜木、#46生原。
#24加藤、#46生原がアグレッシブなディフェンスで川崎のオフェンスを3連続で阻止して流れを引き寄せると、オフェンスでは#32桜木、#5バッツがインサイドで主導権を握り、ハーフコートバスケットから#14金丸がオープンショットを沈めて点差を詰めていく。
開始4分半に#46生原の3Pシュートで逆転すると、#24加藤がコーナーミドル、#9森川のドライブで得点を重ね、10得点の#14金丸を筆頭に6人が得点を挙げるバランスの良いオフェンスでリードを奪った。
4Q 川崎69–60三河 (川崎24–11三河)
金丸21得点も初勝利ならず
スタートは、#4狩俣、#5バッツ、#9森川、#32桜木、#46生原。
#9森川、#32桜木の得点で突き放しにかかるが、強度を上げた川崎のディフェンスに対しシュートが精彩を欠き、約5分間無失点に封じられる。速い展開から川崎#0藤井の6連続得点を決められ5点のビハインドを背負ってオフィシャルタイムアウトへ。#14金丸、#33ジェレット、#46生原が3Pシュートを狙うも得点を伸ばせず、最終スコア川崎69–60三河でタイムアップ。
連敗を止めることはできなかった。
◯川崎 69 ‐ 60 三河●
(通算成績 0勝5敗)
シーホース三河 鈴木 貴美一 ヘッドコーチ 試合後コメント
入り方はお互いにディフェンスゲーム、ロースコアーの展開だったので、2Qで選手が張り切って、一生懸命シュートを決めてやろうと思いすぎて、早撃ちしたりミスしたりで相手に持っていかれて差を付けられました。3Qは非常にテンポよく慌てないで、しっかりオフェンスできたんですが、4Qで少し焦ってミスしてしまった。そこは今までゲームに出ていなかった選手の経験の部分だと思うんですが、ただ、今までゲームに出ていない選手がよくやっているので、あともう一歩ケミストリーの部分がうまくこないとこういうゲームには勝てないです。
いい部分もたくさん出ていますし、本来点を取る金丸選手も今日は良かったですし、あとはもう少しそこに対する周りのあわせがいまいち噛み合わないところがあって、相手にファストブレイクを持ってかれたというところが大きな点数差になったと思います。そこを今、強い相手とばかり初戦からあたっているので、しっかりそこを改善するようにこれからしていきたいと思います。
選手は頑張って手抜きをしているわけではなく、一生懸命ディフェンスもやっているし、オフェンスも点を取って頑張っているところが逆に裏目に出ている状況。ハッスルしているのはわかるんですが、もう少しオフェンスで余裕を持って慌てないで攻めるということをやらなければいけないです。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。