「リアル・ミッチー」がエンジン始動 創部71年目の名門チーム4連勝

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 漫画「スラムダンク」の三井寿(ミッチー)のような選手が実在する。シーホース三河・金丸晃輔選手。類まれな集中力と冷静なプレーで、ここぞの場面で後ろに跳んでも、斜めに跳んでもキレイな3ポイントシュートを決める。

以前にCoCoKARAnextでインタビューをした際には、意外にも「僕自身は自分の事を3ポイントシューターだとは思っていないんですよ」と言うが、ゾーンに入った時の成功率は圧巻。Bリーグ初代3ポイント王に輝いた。

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理不尽な状況下でも冷静さを保つ秘訣「リアル・ミッチー」(https://cocokara-next.com/motivation/real-mitchi-coolness-secret/)

リアル・ミッチーが25得点と大活躍

 10月29日(月)の試合で25点と爆発した金丸は、試合後のインタビューに「明日(30日)の試合は僕にマークが集まると思うので、その中で自分の役割を果たしたい」と冷静に答えた。

今シーズ3勝5敗で迎えた三河の第6節はアウェーで滋賀レイクスターズと激突。

エース・金丸が3Pシュート4本を含む今季自己最多の25得点でオフェンスを牽引。サザランドが14得点8リバウンド、バッツが13得点9リバウンドと続き、チームバスケットで4連勝を摑み取った。

40分間強度の高いディフェンスを継続し、堅守からオフェンスの流れを生み出す「勝利の方程式」が確立されてきた。

 金丸は以前にインタビューで「う~ん、僕は少しスロースターターかもしれませんね…」と言っていた。主力選手が移籍で抜け新体制となった今年、相手のマークも集中し、開幕から数試合はなかなか本領発揮と行かなかった。

 伝統的に守りを固めて、手堅く勝つのが三河のスタイルだが、今季は更に「ディフェンスに力を入れる」と言っている中、攻撃陣が本領を発揮し始めた。

1Q 滋賀18–17三河


金丸 9得点も、1点のビハインド

スターティング5は、#5バッツ、#14金丸、#24加藤、#32桜木、#46生原。

#14金丸がドライブからのジャンプシュートで口火を切ると、ピックアンドロールからアウトサイドシュートを連続で沈めて9得点をマーク、開始わずか3分半で2-11のリードを奪う。

タイムアウトを取って立て直しを図った滋賀は、#40フィッシャーの連続得点などで追いあげ、残り2分に#24高橋のドライブ、ファストブレイクからのフリースローで逆転され、滋賀18–17三河で1Qを終える。

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