「三河のパーマー大統領」が躍動 創部71年目の名門チーム、開幕5連敗のち5連勝で勝率5割に 新体制が機能
「ご苦労、以上だ」、三河の大統領がコートを支配した。
米国ドラマ「24」に登場するパーマー大統領に似ているとファンの間で評判のアイザック・バッツ。三河に来て4シーズン目のベテランが完全にインサイドを支配した試合だった。
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前日のGame1で77-56と完勝した三河は、5連勝をかけて滋賀と対戦した。
最後の最後の1秒まで勝負の行方が分からない激闘となったが、バッツがフィールドゴール12本中8本の高確率(66.7%)で17得点13リバウンド5アシストと大車輪の活躍でインサイドを支配。バッツ、金丸、サザランド、桜木、狩俣の5選手が二桁得点を記録するチームバスケットで、連敗阻止に燃える滋賀を3点差で振り切り、5連勝で星を五分に戻した。
1Q 滋賀14–20三河
7得点4リバウンド バッツがゴール下で存在感
スターティング5は、#5バッツ、#14金丸、#24加藤、#32桜木、#46生原。
両チームともに前日以上の激しいディフェンスを披露し、ロースコアなゲームとなる。
#5バッツのパワフルなアタック、#32桜木のポストプレー、インサイドアウトからの#24加藤がミドルシュートなど、インサイドで優位に立ちオフェンスを展開する三河に対し、 滋賀は#45鹿野の3Pシュートなどアウトサイドから得点を重ねる。
終盤まで続く膠着状態を#46生原がファストブレイクで打ち破り、それを#5バッツがリバウンド、#0サザランドがフリースローで得点につなげて、一歩抜け出す。