「来いよ…」リアル・ミッチーが吠えた！かつての三河のエースとマッチアップ 34得点と執念
2Q 三河33–38 新潟 (三河12–15 新潟)
守備を徹底した我慢のバスケットで食らいつく
スタートは、#3ミークス、#14金丸、#24加藤、#32桜木、#46生原。
お互いにディフェンスを徹底し、ロースコアな展開となる。新潟#34ハミルトンにミドルシュート決められれば、すぐに#3ミークスが決め返し、新潟#18森井にドライブでこじ開けられると、#24加藤が3Pシュートで同点に追いつく。新潟に先行されながらも、三河がワンポゼッション差で追いかける展開が続く。しかし終了間際、新潟#7五十嵐に3Pシュートを沈められ、5点のビハインドで前半を終えた。
3Q 三河58–59 新潟 (三河25–21 新潟)
エース・金丸 連日の大爆発。17得点で1点差に迫る
スタートは、#3ミークス、#12西川、#14金丸、#32桜木、#46生原。
開始2分、#14金丸の3Pシュートで40-40の同点に追いつくと、以降は#14金丸が決めれば、その度に新潟#54ガードナーに決め返され、両軍のエースが点を取り合うシーソーゲームが続く。見応えのある攻防に、ほぼ満席となったウィングアリーナ刈谷は1ゴールごとに「青援」が大きくなっていく。
同4分、攻め気を貫く#14金丸がファウルを受けながら3Pシュートを決める4点プレーをもぎ取ると、その後も新潟#3柏木の厳しいマークを受けながらも次々とシュートを沈めて計17得点をマーク。
新潟も#34ハミルトンのアタック、#7五十嵐の3Pシュートで反撃し、1点のビハインドで最後の10分を迎えた。
4Q 三河86–73 新潟 (三河28–14 新潟)
熊谷 ホームデビュー。金丸 34得点、ミークス 21リバウンドで勝利に導く
スタートは、#3ミークス、#12西川、#14金丸、#32桜木、#46生原。
新潟#54ガードナー、#7五十嵐の得点で4点を追う展開の中、#4狩俣、#46生原の2ガードにしてディデンスの強度を高め、約4分半新潟のオフェンスを沈黙させる。 ディフェンスから流れを呼び込むと、#3ミークスがオフェンスリバウンドで奮闘して#4狩俣の3Pシュートを演出。自らもバスケットカウントで加点して逆転に成功する。 好調・金丸の勢いも止まらず、この10分でさらに12得点を量産。残り3分には、ターンオーバーから新潟に走られるも、これを奪い返してこの日5本目となる3Pシュートにつなげ勝利を大きくたぐり寄せる。このビッグプレーに、クールなエースも思わず右手を突き上げた。
残り2分、#46生原の得点で11点のリードを築くと、特別指定選手の#30岡田、20日に加入したばかりの#11熊谷が登場。若きPGのデビューは、逆転勝利とともに、満員の観客への大きなクリスマスプレゼントとなった。
■ 鈴木 貴美一 ヘッドコーチ 試合後コメント
昨日はファウルトラブルで我々の目指すディフェンスができなくて、今日はしっかり選手たちがファウルトラブルにならないように我慢して、最後の最後で我々が目指すディフェンスができて良かったと思います。
（新潟さんは）外国籍選手の得点能力があるし、また3Pシュートがうまいチームですので前半はやらせた。というかインサイドを抑えてファウルをしないように持っていって、後半はあまりカバーに行かず#32桜木選手のところに#54ガードナー選手がドライブした時だけヘルプするという形でしっかり選手たちが遂行してくれ、73点に抑えていいディンフェンスができました。
今日はディフェンスからオフェンスに繋がるいいディフェンスができて、ファストブレイクも12点と非常に理想的な勝ち方ができて良かったと思います。
■ シーホース三河 #14金丸晃輔 ヒーローインタビュー
ー今日の勝利、おめでとうございます。
ありがとうございます。
ー年内最後のホームゲームを勝って締めくくることができていかがですか？
そうですね。年内最後で本当に勝てて良かったなと。後半いいバスケットができて、それで勝って終われたので本当に嬉しかったです。
ー本日、34得点です。後半から大爆発でしたが何か意識したことはありましたか？
いや、特にないですけど笑
僕にボールが集まり始めたら僕が仕事をするっていう、そういう感じです(笑顔)
ー勝負所の3Pシュートは決めてやるという気持ちでいっぱいでしたか？
後半は常に攻め気があったので、それが結果入って良かったです。
ー元チームメイトの新潟#3柏木選手とのマッチアップはいかがでしたか？
試合中、我慢できずに笑ってしまいました(笑)
「やられた」って、顔してたので、それを見てちょっと面白かったので(笑)
ー今日これだけの皆さんの青援はいかがでしたか？
1本1本シュートが決まる度に大きな歓声が僕の耳にしっかり届いていました。ありがとうございます。
ーファン・ブースターの皆さまへのメッセージを
残り年内アウェー3試合ですが、ぜひ。あ、できる方は会場に足を運んでいただければ幸いです。残り3試合も頑張ります、応援よろしくお願いします！
■ 新潟アルビレックスBB 庄司和広 ヘッドコーチ 試合後コメント
昨日に引き続きたくさんのお客さまと素晴らしい会場でゲームをさせていただきありがとうございました。
昨日とまた別の展開になった中で、#14金丸選手がひとつのポイントだと思ったのですが、本当にタフなシュートにまでもっていっていると思いますしチームとしてはよかったと思っています。
ただ、決めきる力がある選手なので素晴らしい選手だなと思います。
チームの反省点でいえば、もっとタイムシェアのところ。三河さんがもっと選手が入れ替わってくると思ったのですが、なかなか入れ替わらなかったので、うちもそのまま引っ張ってしまったところ。
特に五十嵐を引っ張ってしまったところが後半の疲れに繋がってしまったのかなと反省しています。
またターンオーバーの数もそうなんですが、オフェンスリバウンドが#3ミークス選手のところで11本と、これも非常に多いオフェンスリバウンドの数だと思います。特に後半のところでオフェンスを１回で切れなかったところ。セカンドチャンス・サードチャンスと与えてしまったところがリズムを失うきっかけになってしまった。
あとは、どうしてもガードナーを見てしまって目先を変えたかったのですが、どうしてもそこ中心になってしまったところがちょっと重い展開になってしまったかなと反省しています。
ただ、三河さんのような素晴らしいチームに渡り合えているところはすごく自信になります。
三河さんを倒していかなければチャンピオンシップに出れないので、今年残り３つあるのでしっかり準備して戦いたいと思います。
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