71年目の名門チーム、大阪2連戦は1勝1敗で上位追撃ならず 金丸、岡田は好調を維持
<Game2レポート> 1Q 大阪 25–18 三河
大阪のハードな守備に流れを掴めず、重い立ち上がりに
スターティング5は、#5バッツ、#12西川、#14金丸、#32桜木、#46生原。
「#3ミークスの体調不良もあり、予定と違うメンバーでプレーしたことで非常に悪いリズムでプレーしてしまった」と鈴木HCが振り返ったように、重い立ち上がりとなる。
#32桜木のフリースローでつなぐも、大阪のタフなディフェンスにスコアを伸ばせない。それでも#14金丸がタイトなマークを外してシュートをねじ込み連続で6得点を挙げたが、大阪#55ハレルソン、#27熊谷に連続で3Pシュートを決められ、7点ビハインドで1Qを終えた。
2Q 大阪47–37 三河 (大阪 22–19 三河)
岡田が攻撃のリズムを変え1点差に迫るが、長距離砲でリードを広げられる
スタートは、#0サザランド、#14金丸、#30 岡田、#32桜木、#46生原。
#30岡田がディフェンスリバウンドからワンマン速攻を決めるなど、思い切りの良いアタックでオフェンスのギアを上げ、開始2分で1点差に詰め寄る。
#32桜木がミスマッチを生かしてポストアップから得点を重ね、その後は拮抗した展開となるが、終盤、立て続けにファストブレイクから3Pシュートを決められ、10点のビハインドを背負った。
3Q 大阪63–51 三河 (大阪 16–14 三河)
21点のビハインドも、桜木、金丸が巻き返す
スタートは、#0サザランド、#12西川、#14金丸、#32桜木、#46生原。
反撃に転じたい三河だったが、立ち上がりに連続でオフェンスファウルをコールされ、波に乗ることができない。#14金丸、#0サザランドがアタックするが、シュートがことごとくリングに嫌われ、約5分間ノーゴールに封じられる。その間大阪に連続3Pシュート、バスケットカウントと一挙9点を与えるなど、21点のビハインドを背負う。
開始5分、#30岡田の3PシュートでこのQ初得点を奪うと、#32桜木がポストアップやファストブレイクなど7点を積み上げ、#14金丸の連続得点で10点差に迫って4Qに繋いだ。
4Q 大阪82–78 三河 (大阪 19–27 三河)
金丸 15得点で追撃。2点差に迫ったが、あと一歩届かず
スタートは、#4狩俣、#5バッツ、#14金丸、#30 岡田、#32桜木。
#32桜木のポストプレーを起点に、#14金丸のキャッチアンドシュート、#5バッツのダンクなどで猛追。シュートタッチを修正した#14金丸はこの10分で15得点を挙げ、残り1分半に2点差に肉薄する。
大阪#55ハレルソンの3Pシュートで再び引き離されるが、残り24秒に#30岡田が3Pシュートを入れ返して再び2点差に。ファウルゲームに持ち込んだが、大阪にフリースローを沈められ、大阪82–78 三河で惜敗した。
■<Game2後コメント> シーホース三河 鈴木 貴美一 ヘッドコーチ 試合後コメント
今日は#3ミークス選手が発熱もあり体調不良で出れないということで、出だしに予定と違うメンバーでいったことでファールトラブルなどがあり、非常に悪いリズムでプレーしてしまいました。最後はしっかり自分達のリズムで追い上げたんですが、1ショット足りませんでした。
大阪さんのオープンの3Pシュートが入り、非常に大阪さんは良いオフェンスだったと思います。我々もイーブンがあったんですがやはりトータルでみると、リバウンドに対する執着心を持ち頑張っていましたが、オフェンスでのターンオーバー、慌ててシュートしたり昨日のイメージで攻めてしまい、そこから自滅して大阪さんに走られ点数を取られたということが多かったです。大阪さんは良いオフェンスをしたと思います。