三河・桜木「近所の人が…」のおかげで連勝、苦しんだ今季の結末は?

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1Q 三河12–10三遠

粘り強いチームディフェンスで先手を取る

 スターティング5は、#3ミークス、#5バッツ、#11 熊谷、#14金丸、#30 岡田。

 打ち合いとなった昨日のGame1とは打って変わり、ロースコアながら見応えのあるディフェンスゲームとなる。#3ミークスがポストアップ、#11熊谷がドライブからジャンプシュートを決めると、#5バッツが連続得点を決めて先手を取る。
 その後は両者ともに得点が伸びない重い展開となるが、三遠のピック&ロールに対してスイッチしてオープンを作らせず、ペイント内でも簡単にシュートを打たせない粘り強いディフェンスを敢行。三遠のシュート成功率28.6%に落とさせて凌ぐと、#3ミークスがアタック、#11熊谷がドライブからねじ込んでリードを奪う。

2Q 三河28–25三遠 (三河16–15三遠)

金丸、岡田が無得点も、桜木、ミークスが二桁得点で牽引

 スタートは、#3ミークス、#11熊谷、#14金丸、#24加藤、#32桜木。

 #3ミークスのアタックで先制すると、#32桜木が執拗にローポストからの攻撃を続けて8得点を積み上げる。三遠は#45マクドナルド、#8太田のミドルシュート、#73田渡の3Pシュートなどで渡り合う。
 残り2分に三遠#11岡田のバスケットカウントで24-24に追いつかれるが、#32桜木のミドルシュートで突き放して主導権を渡さない。#14金丸がボールを奪取して#8村上が走ってファウルを得るとアリーナは大きな歓声に包まれる。終了間際に#3ミークスの得点でリードをわずかに広げて、前半を終えた。

3Q 三河42–36三遠 (三河14–11三遠)

我慢の展開が続くが、リードを広げて最終Qへ

 スタートは、#3ミークス、#5バッツ、#11熊谷、#14金丸、#30岡田。

 3点リードで迎えた後半は、本来のボールムーブが戻るが、最後のシュートが決まらず我慢の展開が続く。三遠#8太田に連続得点を許して1点差まで迫られるが、すぐに#3ミークスがリバウンドをねじ込んではね返すと、残り1分半に#11熊谷がコートの端から端までロングパスを通して#30岡田の速攻をアシスト。#3ミークスがポストアップでねじ込んで6点のリードで最終Qを迎える。

4Q 三河63–50三遠 (三河21–14三遠)

最後まで集中したディフェンスを継続、ロースコアゲームを勝ち切る

 スタートは、#5バッツ、#11 熊谷、#24加藤、#30 岡田、#32桜木。

 「今日はインサイドに入れても(三遠の)ガード陣がヘルプに行かなかったので、インサイドに集めながらファウルを誘うことを心掛けていた」という#11熊谷の冷静なゲームメイクが効を奏す。#32桜木がポストアップで加点すると、インサイドへ鋭いパスを送って三遠のファウルを誘発。#5バッツがフリースローを決めて二桁リードを得る。
 #11熊谷がスティールからのワンマン速攻でバスケットカウント奪取し15点差を作ると、#30岡田がリングにアタックして#3ミークスのゴール下をアシストしてアリーナを沸かせる。その後も#32桜木が老獪にファウルを誘ってフリースローで加点。このQだけでチーム計16本のフリースローを獲得して得点を積み上げ、最終スコア 三河63–50三遠で三河合戦に連勝。ワイルドカード2位の座を死守して最終節を迎えた。

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