ファン声援の有難さを痛感。無観客で再開したBリーグ・三河は惜敗
2Q 三河 46–47 横浜(三河 24–22 横浜)
互角のシーソーゲームが続く
スタートは、#1川村、#7長野、#14金丸、#21ジョンソン、#54ガードナー。
開始早々#14金丸の3Pシュートで追いつくと、その後は一進一退のシーソーゲームに突入。三河が#54ガードナーのバスケットカウント、#2岡田のスティールから#14金丸がファストブレイクで先行すれば、横浜は#7ベクトンのリバウンド、#6赤穂の3Pシュートで再逆転。
終盤までワンポゼッション差の主導権争いが続き、残り30秒に#11熊谷の3Pシュートで前に出るも、すぐに横浜も#00サザランドが3Pシュートを決め返し、三河 46–47 横浜で試合を折り返した。
3Q 三河 66–65 横浜(三河 20–18 横浜)
CJのブザービーターで逆転して4Qへ
スタートは、#1川村、#11熊谷、#14金丸、#21ジョンソン、#54ガードナー。
#11熊谷のファストブレイクで逆転、#21ジョンソンのバスケットカウント、#54ガードナーのリバウンドで先行。開始2分に#21ジョンソンの得点で4点のリードを奪うが、横浜#10チェンバースのリバウンド、#7ベクトンのファストブレイクで同点に追い追いつかれると、再びクロスゲームに。#21ジョンソンのブザービーター3Pシュートで1点リードして最後の10分を迎えた。
4Q 三河 82–89 横浜(三河 16–24 横浜)
終盤に突き放され、再開初戦を勝利で飾れず
スタートは、#0會田、#1川村、#2岡田、#32桜木、#54ガードナー。
#1川村のフリースロー、#54ガードナーのリバウンドでリードするも、横浜#46生原に3Pシュートを決め返されて突き放すことができず、膠着状態が続く。
77-77の同点で迎えた残り3分、横浜#46生原の4本目となる3Pシュートで勝ち越されると、#00サザランド、#7ベクトンの得点で畳み掛けられ、残り1分に再び#7ベクトンにバスケットカウントで77-87と二桁リードを奪われる。
#14金丸の3Pシュート、#21ジョンソンのダンクで追撃するも届かず、三河 82–89 横浜で再開後初戦を白星で飾ることができなかった。
■シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木 貴美一 試合後コメント
今日は横浜さんのシュートが入って、うちのアウトサイドが来なかったんですけれども、やはり最後の終盤で自分たちが無理なシュートをして相手に簡単に得点を入れられたという試合だったと思います。
しっかり我慢していれば1点2点で勝つことができるゲームだったんですけれども、自分たちで自滅というか、前半戦の悪いところがまた今日出てしまったなと。せっかくいい練習していい感じだったんですけれど、最後の最後になって出てしまったというところですね。
切り替えて明日またゲームがあるので、今日みたいなことを繰り返さないようにして頑張りたいと思います。
■横浜ビー・コルセアーズ ヘッドコーチ 福田将吾 試合後コメント
非常に激しいディフェンスだったりオフェンスのところで、真剣勝負の中でこういった試合ができたということは、無観客ではあったんですけれどもテレビの前で観てくださっているブースターの方々に向けてもいい試合が見せれたのかなと思います。
また、ディフェンスの面では三河さんは平均82点を取れるチームなので、そこに対して今日はアベレージのとこで抑えられましたけれども、明日に向けての課題はディフェンスをしっかり修正しなければならないところは残っていますので、しっかり明日に向けて準備したいと思います。
■選手インタビュー 無観客での試合開催について(無観客のホームゲームについて)
●シーホース三河 金丸晃輔
代表で1回経験してるんですが、やっぱりちょっと変な感じと言いますか…。シュート決めても歓声が聞こえないのが寂しいですね。モチベーションを切らさずにやろうと自分の中で決めてるんですが、どうしても歓声があるのとないのとでは違います。
早く皆さんの前でバスケットがしたいです。それだけです。声援を早く聞きたいです。
●シーホース三河 加藤寿一
ディフェンスのハッスルだったり「この場面だったら、ファンの方がいてくれたら盛り上げてくれているんだろうな」と、感じながらプレーしていました。いつもはファンの方々が支えてくださっていることを改めて感じました。
こういう経験は自分も初めてだったので、逆に緊張する場面もありました。無観客での試合が続いてしまうことは決まっているので、早く全員でアジャストしなければいけないと感じています。