第4Qに35点と猛攻するも勝利に届かず。B1リーグ三河、川崎を相手に苦戦
2月6日(土)・7日(日)、各地でB1リーグ・第20節が行われ、シーホース三河は川崎ブレイブサンダースと対戦。第1戦は、川崎に3Pシュートを次々に決められ得点を許し、攻守がかみ合わないまま悔しい敗戦となった。第2戦、前半は互角にゲームを進めるも、川崎の勢いにおされて14点差をつけられ第4Qへ。ウィティングトンや長野を中心に、35点の猛攻も、最後まで追いつくことができず3点差で敗れた。
苦しい試合が続く三河は、次戦ホームに大阪エヴェッサリーグを迎える。リーグ随一とも言われる高いチームオフェンス力を発揮し、ファンの前で勝利を手にしてほしい。
―試合結果―
2021年2月6日(土)
三河 ● 63 ― ◯ 93 川崎
(三河通算成績23勝10敗)
1Q 川崎 27 –20 三河
川崎の堅守に苦しむも、シェーファー 7得点2アシストで奮闘
スターティング5は、#1川村、#5コリンズワース、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。
立ち上がりの約2分半、タイトなディフェンスで川崎に得点を与えず、#54ガードナーのポストアップ、#32シェーファーのターンシュートで先行する順調な滑り出しを見せる。
川崎#14辻のドライブ、#22ファジーカスの3Pシュートで逆転を許すが、#1川村がタフショットをねじ込み、#14金丸との連携で#32シェーファーがダンクを叩き込んで対抗。川崎#0藤井に3Pシュートを決められれば、すぐに#14金丸が3Pシュートを返上する互角の攻防が続く。
川崎#22ファジーカスを中心に得点を重ねられてリードを許すが、#32シェーファー、#21ウィティングトンの連続3Pシュートで追撃し、7点ビハインドで最初の10分を終える。
2Q 川崎 55–36 三河(川崎 28–16 三河)
3Pシュート攻勢で、19点のビハインドを背負う
スタートは、#3柏木、#5コリンズワース、#7長野、#21ウィティングトン、#32シェーファー。
川崎の激しいディフェンスに攻撃のリズムが生まれず、川崎#7篠山、#21カルファニに連続3Pシュートを浴びて、二桁リードをつけられる。#54ガードナーがパワーで押し込み、連続得点を挙げて食い下がるが、川崎#24大塚に立て続けに3Pシュートを決められ、残り4分に#34アギラールのバスケットカウントでリードを20点に広げられる。
#14金丸がワンフェイクからミドルシュートを突き刺し、#21ウィティングトンがブロックショット、#3柏木がスティールとディフェンスで奮起。#7長野も鋭いアタックで流れを変えようと試みるも、その後も川崎の得点を止められず、19点のビハインドで折り返す。
3Q 川崎 72–47 三河(川崎 17–11 三河)
点差を25点に広げられ、最終Qへ
スタートは、#1川村、#5コリンズワース、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。
#5コリンズワースとのハイロープレーで#54ガードナーが先制。粘り強いディフェンスで川崎の得点ペースを落とすことに成功するが、オープンシュートを決め切ることができず点差を詰めることができない。ターンオーバーを誘発しても、それを得点に結びつけることができない苦しい時間が続く。
#1川村が積極的なアタックから3連続で得点を挙げるが、川崎#22ファジーカス、#27熊谷に3Pシュートに決められ、25点の大量リードを奪われる。
4Q 川崎 93–63 三河(川崎 21–16 三河)
最後まで流れを変えられず、30点差で完敗
スタートは、#1川村、#5コリンズワース、#11熊谷、#15根来、#21ウィティングトン、#32シェーファー。
#21ウィティングトンの3Pシュート、#5コリンズワースのバスケットカウントで反撃する。集中力を保つ川崎のディフェンスを#15根来、#11熊谷がドライブで打開しようとするが、シュートがリングに嫌われて得点を伸ばせない。
#11熊谷のノールックパスを受けた#54ガードナーがゴール下を沈めるが、終了間際にも川崎#35ヒース、#24大塚に3連続で3Pシュートを沈められ、30点差で完敗を喫した。
シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一 試合後コメント
今日は、川崎さんが本当に素晴らしかったと思います。シュートが入ってたし、ボールも回っていました。
我々は得点が入らないことで、個で無理なシュートをしたり、我慢ができなかった。最後の最後まで、自分たちのバスケットができませんでした。
しっかりもう一度、今日は何がダメだったか、何が良かったかを明確にして、切り替えて明日の試合に挑みたいと思います。