B1リーグ・三河のガードナーが42得点と大爆発!!A東京と1勝1敗、チーム復調の兆し
3Q 三河 57–60 A東京(三河 14–21 A東京)
1ポゼッション差の凌ぎ合いが続く
スタートは、#1川村、#5コリンズワース、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。
#14金丸のターンシュートで幸先よく先制するが、A東京#0トーマス、#5ジョーンズに手を焼き、開始2分に45-45の同点に追いつかれる。
そこからは1ポゼッション差で試合が進み、#5コリンズワースの得点で三河が前に出れば、A東京は#5ジョーンズの3Pシュートで返上。A東京が#11須田のファストブレイクで逆転すれば、#14金丸のアタック、#21ウィティングトンの連続得点で三河が前に出る。手に汗握る攻防に、会場からは1プレーごとに割れんばかりの拍手が送られる。
終了間際にA東京#1小島に3Pシュートを決められ、3点ビハインドで最終Qへ。
4Q 三河 74–90 A東京(三河 17–30 A東京)
攻守ともにリズムを失い、連勝ならず
スタートは、#1川村、#3柏木、#14金丸、#21ウィティングトン、#54ガードナー。
開始2分、A東京#0トーマスの3Pシュートでリードを7点に広げられる。#21ウィティングトンのダンク、#54ガードナーがパワーでねじ込んで食らいつくも、A東京に連続で3Pシュートを射抜かれ、61-72と二桁リードを許す。
タイムアウトで修正を試みるが、A東京のビッグマンのアタックを止められず、さらに#54ガードナーがファウルトラブルでベンチに下がる苦しい状況に。
#21ウィティングトンの連続得点、#1川村のミドルシュートで意地を見せるものの、チームでリズムよく得点が奪えず、A東京に次々と3Pシュートを沈められて、攻守ともに悪循環に陥ってしまう。最後まで流れを変えることができず、最終スコア74–90で敗戦した。
シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一 試合後コメント
アルバルク東京が出だしからアグレッシブに来たのに対して、前半は非常に上手くいきました。後半、相手がポイントを絞って抑えてきているのに対して、まわりの選手がオープンなのに打たなくて、それでオフェンスが重くなって1on1が多くなってしまいました。
#0トーマス選手が1on1したのに対して、やはりヘルプがちょっと遅れているというところが今日の一番だめだったところだと思います。
試合間隔が空き、ブレイクになるので練習して、また自分たちの持ち味が出せるように頑張りたいと思います。
アルバルク東京 ルカ・パヴィチェヴィッチ 試合後コメント
今日の試合に関しては、三河さんはNo.1の効率の良いオフェンスをするチームですので、いかにディフェンスで抑えるかというところがポイントです。その中でも3名の選手に対する守り方がキーポイントだと考えていました。
まずはインサイドの#54ガードナー選手。ペイントのプレーや1対1のプレー、ここをいかに個人・チームで抑えていくか。
2人目が#14金丸選手。金丸選手は、スクリーンゲーム・スクリーンプレーが非常に多いです。ガードに対してのスクリーン、ビッグに対してのスクリーン、もしくはダブルスクリーンなどでフリーでボールを受けるプレーです。このオフザボールの動きが金丸選手は非常に素早くて、なかなかキャッチすることができません(通訳:サメのような動きとパヴィチェヴィッチコーチは表現しています)。それだけ素早く、少しでも目線を切ってしまったらイージーに与えてしまいます。この金丸選手へのディフェンスも鍵でした。
3人目は#5コリンズワース選手。ここの1対1のつよさ。オフェンスリバウンドをいかに抑えていくかということです。
今日の試合に関しては、特にディフェンス面で、長い時間帯を我々のペースでプレーできたと感じています。