チームディフェンスで琉球を封じ込めた三河が勝利。B1リーグ・ホーム開幕戦は1勝1敗
3Q 三河 47–44 琉球(三河 21–18 琉球)
立ち上がりにリードを許すも、逆転して最終Qへ
スタートは、#5コリンズワース、#14ユトフ、#18角野、#19西田、#32シェーファー。
後半立ち上がり、琉球に立て続けに得点されて26-32とリードを許す。それでもディフェンスからリズムを作り直し、#14ユトフのミドルシュート、#32シェーファーの3Pシュートで追い上げると、開始5分に#14ユトフのフリースローで33-32と試合をひっくり返す。
その後は再びシーソーゲームに突入。残り4分に#14ユトフのキックアウトから#19西田が3Pシュートを沈めて40-36と突き放しにかかるが、琉球もすぐに#24田代、#13エバンスらが返上。#54ガードナーのブザービーター3Pシュートで3点リードして最終Qへ流れをつなげる。
4Q 三河 69–52 琉球(三河 22–8 琉球)
ユトフが攻守に大活躍。17点差で今季ホーム初勝利
スタートは、#3柏木、#4細谷、#14ユトフ、#32シェーファー、#54ガードナー。
#3柏木、#4細谷がオールコートで激しくプレッシャーをかけ、ビッグマンがインサイドで身体を張る。琉球にタフショットを打たせては#14ユトフがリバウンドを回収する。チームオフェンスを遂行して、開始からの約4分間を無失点に封じると、オフェンスでも一気に波に乗り、#14ユトフ、#54ガードナーがジャンプシュートを次々と沈めて54-44と抜け出す。
琉球はタイムアウトで流れを切ろうとするが、#54ガードナーが琉球のオールコートディフェンスを逆手に取ってリングに一直線。バスケットカウントをもぎ取って勢いを加速させる。さらに#7長野が3Pシュート、#19西田がバスケットカウント、#32シェーファーが連続得点で続き、攻守にアグレッシブなプレーを継続。残り28秒、#14ユトフがダブルクラッチでアリーナを沸かせ、リードを19点に広げる。最終スコア69–52の大勝で、3連勝中の琉球から今季のホーム初白星を奪った。
シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一 試合後コメント
前半はディフェンスゲームで、昨日のような自滅のパターンだけはしたくないと考えていました。
いくつかそういったプレーもありましたが、若い選手が多いのでしょうがないですし、それを上回るプレーがあったので全体的には良かったと思います。
ディフェンスとリバウンドをチームの共通認識として頑張ってくれました。
琉球ゴールデンキングス 桶谷大ヘッドコーチ 試合後コメント
アウェーの2戦目、勝ちゲームの後ということで一番難しいシチュエーションでした。しかも三河さんという個人能力の高い選手がいるチームに対して自分たちがどうチャレンジできるかということがポイントでした。
まず自分たちがやっていることに対して冷静にプレーできなかった。頭にモヤモヤがあるような中で前半も後半もプレーさせ続けてしまったなと思います。もっと単純明快にゾーンに対しても簡単にプレーさせればよかったなと思います。
ゾーンディフェンスに関しては、まだまだチームとしてのシナジーがないので、これからしっかり練習していかないと弱点になりかねないなと考えています。
こういうシュートが入らないゲームでも、ディフェンスをやりながら我慢して、最後勝負するところに持っていけるように組織として戦えるチームにしていきたいです。
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