ボールへの執着が勝利を導く。B1リーグ、三河が見せた全員バスケ
3Q 三河 52–51 富山(三河 19–20 富山)
一時は9点のビハインドも、ガードナーの12得点で逆転
スタートは、#4細谷、#18角野、#19西田、#14ユトフ、#32シェーファー。
富山#5ジョンソンのゴール下、#9水戸の3Pシュートで逆転される。#18角野が強気にリングに向かうも、富山#33晴山、#34スミスのフリースローで得点を重ねられ、開始3分半に#11宇都のファストブレイクで36-45と9点のリードを奪われる。
粘り強いディフェンスから劣勢を立て直し、#54ガードナーのフリースロー、ワンマン速攻の連続得点で5点差に追い上げる。
富山のチームファウルが5つに達すると、#54ガードナーにボールを集めてボーナススローで加点。激しいプレッシャーで相手のミスを誘い、そこからファストブレイクを繰り出して44-45と肉薄する。残り2分半に#54ガードナーのフェイダウェイで逆転するが、富山もその度に決め返し、シーソーゲームのまま1点リードで最終Qへ突入した。
4Q 三河 76–70 富山(三河 24–19 富山)
長野 6得点5リバウンドで試合を締める。ホーム通算100勝を達成
スタートは、#3柏木、#7長野、#14ユトフ、#18角野、#54ガードナー。
#18角野、#3柏木の得点で先行するが、富山は#7阿部の3Pシュートで食い下がり、4Qも1点を争う我慢の時間が続く。
3点リードで迎えた残り4分、#14ユトフがスティールから走ってダンクをお見舞い。#54ガードナーがバスケットカウントで続き、70-64と抜け出す。
富山#11宇都が意地の連続得点で喰らいつくも、#14ユトフのオフェンスリバウンドを#7長野のフリースローにつなげて加点。残り30秒には富山のフリースローのリバウンドを#7長野がかっさらってファストブレイクに転じ、再びリードを5点に広げる。
富山は#16松井らを投入して3Pシュート攻勢に出るが、最後までディフェンス、リバウンドへの集中力を切らさず、76–70で押し切った。
シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一 試合後コメント
昨日は徹底的にリバウンドをやられてしまって、さらに今日はコリンズワース選手がいないということで、「みんなでリバウンドを頑張らないと昨日よりもっときつくなるよ」という話をしました。
選手たちが勝負どころでリバウンドをよく取ってくれたと思います。
今日はディフェンス、リバウンドが非常に良くて、外からのシュートは入りませんでしたが、ペイントアタックが上手くいきました。良いクロージングでしたし、若い選手たちにとって成長できる試合だったと思います。
富山グラウジーズ 浜口炎ヘッドコーチ 試合後コメント
今日は、三河さんが集中力を持ってリバウンドやルーズボールなど、我々よりもボールに対しての執着心が上だったと感じました。
なんとか最後までついていきましたが、勝負どころでのターンオーバーやイージーなシュートミスなどはもったいなかったと思います。
また、柏木選手、角野選手、ガードナー選手が、彼ららしい良いプレーをしたのかなと思います。
・今すぐ読みたい→
楽天に西川電撃加入ではじき出される「あの選手」の名前とは
原巨人 後継監督問題に「あの2人」が急浮上!異変勃発の舞台裏とは
「ナメたことしやがって!」西武ナインが楽天・星野監督に怒りをあらわにした日一、橋上秀樹氏とデーブ大久保氏が語る