大接戦を制した三河が連勝。高い得点力と粘り強いディフェンス、チームの成長が勝利を引き寄せる
3Q 三河 72–67 滋賀(三河 27–19 滋賀)
ガードナー 16得点の無双、5点のリードを奪う
スタートは、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
#54ガードナーを中心にオフェンスを展開。#54ガードナーは自ら押し込んで先制すると、鋭いパスで#9ローレンス Ⅱのゴール下をアシストする。
ディフェンスのギアを上げて開始からの約3分間を無得点に抑え、#32シェーファーのディフェンスリバウンドから#19西田が走って流れを傾けると、インサイドで強さを見せつける#54ガードナーの連続得点、#9ローレンス Ⅱのバスケットカウントで一気に突き放す。残り4分半には#54ガードナーが#54オマラとの1on1を制してリードを13点に広げる。
しかしそこから滋賀#77森山の3Pシュート、#23ガドソンのファストブレイクで反撃され、終了間際にも滋賀#9小澤に3Pシュートを決められて、5点リードで最終Qを迎えた。
4Q 三河 93–91 滋賀(三河 21–24 滋賀)
細谷のスティールからガードナーが決勝点、激戦を制して3連勝
スタートは、#7長野、#14ユトフ、#15根來、#18角野、#54ガードナー。
滋賀#23ガドソンの連続得点で先行されるが、#18角野、#54ガードナーのミドルシュートで対抗。#14ユトフ、#18角野の得点で80-71と抜け出すが、滋賀#14柏倉の連続得点、#54オマラのゴール下で1点差に肉薄される。
#54ガードナーと#19西田のピック&ロールで崩してそれぞれが得点し、再びリードを5点に広げるも、滋賀も#23ガドソンの連続得点で一歩も引かない。
1ポゼッション差の接戦が続き、2点ビハインドで迎えた残り47秒、#19西田と#54ガードナーのコンビプレーで91-91とすると、滋賀#15ラベナのドライブを#19西田が粘り強いディフェンスで守り切る。ラストオフェンスを託された#19西田のドライブは滋賀に防がれるも、#4細谷がボールを奪い返し、#9ローレンス Ⅱを経由して#54ガードナーが押し込んで、93-91で競り勝った。
シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一 試合後コメント
まずはじめに、今日の滋賀さんは出だしから素晴らしかったと思います。エナジー全開で、まるでプレーオフの決勝のようなディフェンスでしたし、彼等の得意な3Pシュートと速攻を出されて、我々がついていくのが大変でした。
接戦を競り勝てるようになってきたことは、チームとして非常に成長に繋がります。接戦で落とすとメンタルも落としますし、もう一度説明していかなければならないので。そういった意味では、今日の第4Q最後は集中してよく頑張ったと思います。
この後は琉球戦がありますので、しっかりスカウティングして臨みたいと思います。
滋賀レイクスターズ ルイス・ギルヘッドコーチ 試合後コメント
今日の試合は、昨日とは全く違い、ひとつひとつのプレーでしっかり戦う姿勢が見えたと思います。これを当たり前にして、しっかり戦っていきたいと思います。
今日の試合で、調整しなければならなかったのは、#54ガードナー選手のところです。簡単にやられてしまったので、1対1のディフェンスについては、チームとして成長していかなければなりません。
冒頭でお伝えしたとおり、今日は選手の頑張りについてはとても満足しています。オフェンスの部分では自分たちのやるべきことができて、数字の面でもアシスト数23という点は、大きな変化だったと思いますし、チーム全員がオフェンスの中でフィットしながらできたというのは良かったと思います。