B1リーグ・三河、今季初の同一カード2連勝!チーム全員の努力が実り快勝!
10月21日(金)・22日(土)シーホース三河は、川崎ブレイブサンダースとアウェーの川崎市とどろきアリーナで今季初対戦となった。
川崎ブレイブサンダースとの試合、21日のGAME1、1Qは細谷の2本の3Pシュートで抜けだすと、2Qはガードナーと細谷のコンビプレーで先制。その後、川崎が盛り返すも、ガードナーの3Pシュートなどで突き放し、7点差を守りハーフタイムを迎える。いい流れはその後も続き、3Q、4Qとも落ち着いた試合展開で終始リードを保ち、終了。この試合、5人の2桁得点を含む、バランス良いオフェンスもあり、83―67で快勝した。
迎えた22日のGAME2、1Qはシェーファーが3本の3Pシュートでチームを牽引。2Qも強度の高いディフェンスで失点を防ぎつつ、中村の3Pシュートでリードを拡大させた。3Qは逆転を許すも、4Qはシーソーゲームを最後まで集中したディフェンスで川崎を振り切った。77-75と価値あるアウェーでの連勝に結び付けたのは大きい。
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―試合結果―
2022年10月21日(金)
川崎 ● 67 – 83 〇 三河
(三河通算成績 3勝4敗)
1Q 川崎 14–21 三河
細谷の2本の3Pシュートで抜け出す
スターティング5は、#6オクイン、#7長野、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#32シェーファー。#7長野が今季初のスターター。
#19西田がスクリーンを使ってマークを振り切り、幸先よく先制点を挙げる。足を使ったディフェンスで川崎のリズムを崩し、#7長野のスティールからファストブレイクに転じて#19西田が加点。さらに#7長野のボールプッシュから#9ローレンス Ⅱが3Pシュートを射抜いて、7-3と先行する。
互いにアウトサイドシュートの精彩を欠いて得点のペースが上がらない時間が続き、残り2分に川崎#2ヤングジュニアのミドルシュートで逆転されるが、#4細谷の2連続3Pシュートで渡り合い、#9ローレンス Ⅱがファストブレイクからフリースロー、リバウンドで3点を積み上げて5点のリードを得る。#9ローレンス Ⅱのスティールから#18角野がブザービーターのレイアップを決め、リードを7点に広げて1Qを終える。
2Q 川崎 34–41 三河(川崎 20–20 三河)
2点差に迫られるも踏みとどまり、7点差変わらず後半へ
スタートは、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。
#54ガードナーと#4細谷のコンビプレーで先制し、1Qの良い流れを継続。開始2分には川崎の速攻を素早い戻りで阻止して逆速攻を繰り出し、#54ガードナーのダンクで25-14とリードを二桁に広げる。
川崎#21納見、#22ファジーカスの得点で27-25の2点差に迫られるが、#3柏木のミドルシュートで立て直すと、#1中村が狙いすましたスティールからプッシュしアンスポーツマンライクファウルを誘発して流れを奪い返す。#54ガードナーの3Pシュート、#6オクインのアタックで得点を積み上げ、7点差変わらずハーフタイムを迎える。
3Q 川崎 51–62 三河(川崎 17–21 三河)
タフなディフェンスで主導権を握り、リードを二桁に拡大
スタートは、#6オクイン、#7長野、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#32シェーファー。
開始1分半に川崎#22ファジーカスの3Pシュートで41-39に詰め寄られるも、#32シェーファーが3Pシュートを決め返し、#6オクインがダンクをお見舞いして流れを渡さない。集中したディフェンスで24秒バイオレーションを誘発し、#32シェーファーがこのQ 2本目の3Pシュートを沈めて49-39とリードを二桁に拡大する。
#32シェーファーが身体を張ったディフェンスで川崎#22ファジーカスの得点機会を阻止すると、そこから#9ローレンス Ⅱがロングパスで反攻に転じて#6オクインが得点。#7長野と#6オクインがダブルチームで川崎#0藤井にプレッシャーをかけて再び24秒バイオレーションを奪うなど、ディフェンスから試合の主導権を握る。
川崎#22ファジーカスに反撃を受けるも、#9ローレンス Ⅱと#32シェーファーの2メンゲーム、ファストブレイクから#6オクインのダンクとテンポ良く得点を重ね、11点リードで最終Qへ。
4Q 川崎 67–83 三河(川崎 16–21 三河)
ガードナーを中心に、最後まで落ち着いた試合運びを展開
スタートは、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。
#9ローレンス Ⅱとの2メンゲームから#54ガードナーが3Pシュートで先制。その後もハードなディフェンスで川崎をタフショットに導き、#54ガードナーのパワーアタック、#19西田と#6オクインの2メンゲームなどで優位を保ち続ける。
最後までディフェンスの強度落とさず、#54ガードナーにボールを預けてじっくりと時計を進めつつ、#3柏木が隙をついてファストブレイクで加点するなど試合後者ぶりを発揮。16点差で快勝した。
シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一 試合後コメント
まず、川崎さん相手に83点取れたことが嬉しいです。
ここ数試合、得点が伸びなくて困ってたんですけど、今日はシュートが入って良かったです。
川崎さんの力はこんなものではないので、明日はこういうゲームにならないと思います。もう1回ビデオを見て、今日の良いところ悪いところをしっかり把握して、また明日良いゲームができるように頑張りたいと思います。