B1リーグ・シーホース三河、仙台とのアウェー2戦を制し5連勝を飾る!
シーホース三河は12月7日(土)、12月8日(日)、敵地のカメイアリーナ仙台で仙台89ERSとの対決を行った。
Game1。1Qから34得点を挙げる大爆発を見せ仙台を圧倒。一時は1桁差に押し戻されるが逆転を許さず、レイマンを中心に再び仙台を突き放し連勝を「4」に伸ばした。
迎えたGame2。序盤は拮抗した展開が続くが、B1個人通算1,000得点を達成したオーガストが18得点12リバウンドの活躍でチームを牽引。セカンドユニットの躍動もありアウェー2戦を制し、チーム連勝を今季最多となる「5」まで伸ばした。
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―試合結果―
2024年12月7日(土)
仙台 ● 78 – 94 〇 三河
(三河通算成績 12勝5敗)
1Q 仙台 16–34 三河
アーリーオフェンスから得点を量産し大量リードを奪う
スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
仙台の果敢なペイントアタックから失点が続き7-2と先行される。
#11久保田のカッティングに#54ガードナーの狙い澄ましたパスが通ると、仙台のターンオーバーから速攻に転じ、#0オーガストがダンクを叩き込む。
開始3分半には、#19西田(優)がアーリーオフェンスからバスケットカウントを獲得し7-9とリードを奪い返す。
直後にゾーンディフェンスを展開して仙台のオフェンスのリズムを乱すと、#11久保田のアリウープパスから#0オーガストのダンクが炸裂する。
仙台のタイムアウト明け、仙台#8多嶋に3Pシュートを許すが、#10レイマンの3Pシュート、#0オーガストのバスケットカウントで一挙9得点を稼ぐ。
ファウルがかさみフリースローから失点が続く中、#10レイマンが強烈なダンクで応戦。#54ガードナーも立て続けに3Pシュートを沈め、16-34と大量リードを築き上げ1Qを終える。
2Q 仙台 49–57 三河 (仙台 33–23 三河)
仙台の猛攻を受けるが西田(優)の連続得点で踏みとどまる
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。
#10レイマンとの2メンゲームから#54ガードナーが先制点を挙げると、#18角野が連続して3Pシュートを決め切り攻撃の手を緩めない。
#7キッドを中心にオフェンスを組み立てる仙台に対して、#54ガードナーのインサイドアタック、#0オーガストの個人技で対抗。
オフィシャルタイムアウト明け、仙台の連続得点を許すが、#13須田の3Pシュート、#0オーガストの激しいボールダイブでチームを盛り上げる。
しかし、仙台#45ブースの得点を止められず仙台を突き放しきれない。
三河はタイムアウトで修正を試みるもオフェンスが噛み合わず得点が停滞、仙台#14青木、#9ヤンの得点で47-53と一桁差にまで押し戻される。
#54ガードナーのインサイドアタックに#19西田(優)が合わせ得点を挙げると、#7長野のオシャレなパスから#19西田(優)が加点、悪い流れを断ち切り49-57とリードを保ちハーフタイムを迎える。
3Q 仙台 63–85 三河 (仙台 14–28 三河)
レイマン、西田(優)を中心にオフェンスを組み立て仙台を突き放す
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
三河が決めれば仙台が決め返す展開が続き、両者激しい点の取り合いとなる。
開始2分、#19西田(優)が鮮やかなペイントアタックで得点を重ねると、#11久保田がフリースローを沈め53-65と再び二桁リードに押し返す。
さらには#11久保田がタイトなディフェンスからボールを奪い取りアーリーオフェンスが成功、徐々に流れを手繰り寄せる。
仙台のタイムアウト明け、#0オーガストのファストブレイク、#19西田(優)の3Pシュートで突き放しにかかる。
仙台#22石橋、#7キッドに3Pシュートを決められるが、#32シェーファーがミスマッチを活かしたアタックで仙台の反撃を許さない。
残り2分、#10レイマンがドライブで切り込むと、#54ガードナーも技ありのフックシュートを披露。
ラストプレーでは#10レイマンが3Pシュートを突き刺し、63-85とリードを拡大して4Qに突入する。
4Q 仙台 78–94 三河 (仙台 15–9 三河)
強度の高いディフェンスで仙台に反撃の隙を与えない
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。
約3分間、両者オフェンスが停滞しスコアが止まる。
開始4分、#16西田(公)のボールプッシュから#13須田がファストブレイクを成功させる。
オフィシャルタイムアウト明け、#0オーガストとのピックアンドロールから#7長野が3Pシュートを射抜くと、強度の高いディフェンスで仙台のミスを誘発する。
仙台#11荒谷、#45ブースの連続3Pシュートを浴びるが、#0オーガストがステップバックで反撃。
残り46秒には#0オーガストがゴール下で上手さを見せ仙台に反撃の隙を与えない。
その後も#13須田のタイトなディフェンス、#19西田(優)の強烈なブロックショットで仙台に得点を与えず、アウェー1戦目を勝利で飾った。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
今日の試合は1Qと3Qにかけて学びがあったと思っています。16点、14点に相手を抑えることができました。
自分達のアイデンティティーはディフェンスなので、2Qでは33点を失ってしまいましたが、1Q、3Qは自分達のパフォーマンスを選手が理解して、それをコンスタントに発揮できることを目指しています。
-仙台の印象はいかがでしたか?
仙台さんの印象としてはプレーをハードにしてくることと、オフェンスリバウンドが強くセカンドチャンスでスコアを取ってくる印象があります。
良い選手と良いコーチングがされているなと思っています。Bリーグは世界的に見ても競争力の高いリーグなので、成績に関係なくどのチームにも勝つチャンスはありますし、今日のゲームはそういったことを象徴するゲームだったと思います。