B1リーグ・シーホース三河、敵地で島根スサノオマジックと白熱の戦い、1勝1敗の痛み分けに終わる
3Q 島根 68–56 三河 (島根 21–11 三河)

島根のディフェンスの前にスコアが伸びず、二桁リードを築かれる
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
島根のタイトなディフェンスの前に約3分間スコアが停滞、島根#14マカドゥのダンクや#6北川の3Pシュートなどで7-0のランを許す。
開始3分、#13須田との2メンゲームから#54ガードナーが3Pシュートを射抜くが、島根#3安藤、#21納見を中心に得点を重ねられ66-50とこの試合最大の16点ビハインドを背負う。
残り1分、足を使ったディフェンスで島根にタフショットを打たせると、すぐさま#7長野がボールプッシュし#0オーガストが反撃の狼煙となるダンクを叩き込む。さらには#32シェーファーのスクリーンを巧みに使った#18角野が3Pシュートを決め切り、68-56と点差を縮め4Qを迎える。
4Q 島根 80–77 三河 (島根 12–21 三河)
0-11のランで猛追を見せるがあと一歩及ばず
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井。
激しい守り合いとなり約2分間、両者オフェンスが沈黙する中、#18角野が強気のドライブから獲得したフリースローで得点を伸ばす。
ゾーンディフェンスで島根のミスを誘うと、#7長野のキックアウトから#0オーガストが貴重な3Pシュートを決め切り、68-60と一桁差に押し戻す。
島根のタイムアウト明けもディフェンスの強度を落とさず、#0オーガストの強烈なブロックショットが炸裂。さらには#10レイマンのワンマン速攻、#0オーガストの連続得点で一気に68-67と1点差に肉薄する。
オフィシャルタイムアウト明け、島根#4ケイにフリースローを与えるが、#10レイマンがフリースローを決め返し試合を振り出しに戻す。
しかし、島根の外国籍選手のオフェンスを止められず、リードを奪いきれない。島根に得点されては#10レイマンのジャンプシュート、#27石井の技ありシュートで食らいつくがあと一歩及ばず、最終スコア80-77と悔しい敗戦となった。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
前半、自分たちがペイントのスコアを防ぎきれませんでした。ただ後半の特に3Q終わりから4Qで14-0のスコアリングランをしてゲームと共に自分たちのアイデンティティを持ったバスケットを取り戻すことはできて、最後は勝てる可能性を作るところまではいけました。 ただ、島根さんが素晴らしいプレーをしてリバウンドとディフェンスで、自分たちのオフェンスにプレッシャーをかけてきました。この2つをやられてしまったことによって、自分たちは苦しめられたゲームだったと思います。
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