シーホース三河、“大青援”を後押しに東アジア王者・広島ドラゴンフライズに同一カード連勝を飾る
シーホース三河は3月29日(土)、3月30日(日)、敵地で東アジア王者・広島ドラゴンフライズと対戦した。
Game1、1Qに二桁リードを築く好調な出だしに。4Qに一時逆転を許すが、残り5秒に久保田のフリースローで追いつきOTへ突入すると、現地の“大青援”を後押しに強度の高いディフェンスから主導権を握り勝利。久保田、角野が今季最多となる20得点の活躍を見せアウェー1戦目を白星で飾った。
迎えたGame2。激しいリードチェンジを繰り広げる拮抗した展開に。同点で迎えた4Q、角野とガードナーの高確率な3Pシュートで広島を突き放して快勝、東アジア王者に対して見事な同一カード連勝を飾った。
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―試合結果―
2025年3月29日(土)
広島 ● 80 – 87 〇 三河
(三河通算成績 31勝15敗)
1Q 広島 17–29 三河
久保田がアグレッシブなオフェンスから10得点の活躍
スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#18角野、#54ガードナー。 デザインプレーから生まれた#18角野の3Pシュートで先制する。広島#0寺嶋にジャンプシュートを返上されるが、#18角野の巧みなカールカット、#13須田の3Pシュートで4-10と先行する。 広島のタイムアウト明け、#24メイヨを起点にする広島に対して、#0オーガストと#11久保田のホットラインで対抗。開始5分には#54ガードナーが鮮やかにダブルチームをかわして得点を伸ばす。 さらには#11久保田も果敢なドライブと3Pシュートで攻め気を見せ、10-22とリードを二桁に拡大する。広島#34三谷の連続得点で点差を縮められるが、タイムアウトで修正。#32シェーファー、#7長野がリングアタックから着実にフリースローを重ねてリズムを取り戻す。 ラストプレーでは#27石井のスティールから#54ガードナーが得点につなげ、17-29で1Qを終える。
2Q 広島 43–48 三河 (広島 26–19 三河)
広島の高確率な3Pシュートに苦しむが須田、角野の3Pシュートで持ち堪える
スタートは、#7長野、#16西田(公)、#27石井、#32シェーファー、#54ガードナー。
#32シェーファー、#16西田(公)が積極的にリバウンドに参加してシュートチャンスを増やすと、#27石井がペイントアタックで加点する。
広島#0寺嶋の3Pシュート、#10上澤のフリースローで一桁差に押し戻されるが、#7長野が展開するアーリーオフェンスから#0オーガストがレイアップを決め踏みとどまる。
開始4分半、#11久保田のキックアウトから冷静に#18角野が3Pシュートを射抜き26-36と再び二桁リードを築く中、広島も#21渡部が3Pシュートを決め返し、両者激しい打ち合いに。
オフィシャルタイムアウト明け、広島の連続3Pシュートで一時は逆転を許すが、#13須田、#18角野の3Pシュートで盛り返してリードを奪い返す。
#54ガードナー、#0オーガストもインサイドで強さを発揮して徐々に点差を広げると、#11久保田のアシストから#32シェーファーがブザービーターを決め、43-48でハーフタイムに突入する。
3Q 広島 54–58 三河 (広島 11–10 三河)

確実にフリースローを決め切りリードを保つ
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#18角野、#54ガードナー。
両者シュートを決め切れずスコアが停滞する中、広島#24メイヨの3Pシュートでワンポゼッション差に詰め寄られる。
ゴール下へのカットインから#54ガードナーがフリースローを獲得しスコアを動かすと、#18角野もシーズンハイを更新する鋭いドライブで応戦する。
広島のタイトなディフェンスを受けながらも、#11久保田、#54ガードナーがペイントアタックを継続。獲得したフリースローを確実に決め切り得点を積み重ねる。
#30山崎、#13エバンスの連続得点で反撃を試みる広島に対して、#16西田(公)がリバウンド争いで奮闘して主導権を譲らない。
その後はオフェンスが停滞するが、連続してターンオーバーを誘発するなど、高いディフェンスの強度で約2分間広島を無得点に抑え4Qを迎える。
4Q 広島 75–75 三河 (広島 21–17 三河)
一時は逆転されるが、残り5秒に久保田のフリースローで同点に追いつきオーバータイムへ
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#16西田(公)、#27石井、#32シェーファー。
#16西田(公)のキックアウトから#32シェーファーが3Pシュートを沈めリードを広げる。#8ブラックシアー・ジュニアの連続得点で猛追する広島に対して、#27石井のB1個人通算3,000得点となるジャンプシュートで食い下がる。
しかし、広島#13エバンスの個人技を止められず、連続ターンオーバーから失点も続き、67-63と試合をひっくり返される。
残り3分半、#11久保田が強気なアタックからバスケットカウントをもぎ取るが、直後に広島#0寺嶋に3Pシュートを返上され、広島を捉えられない。
その後は三河が決めれば広島に決め返され、試合終了間際までワンポゼッション差をめぐる一進一退の攻防が続く。
3点ビハインドで迎えた三河のタイムアウト明け、残り5秒で#11久保田が3Pシュート時にファウルを誘発。敵地の大ブーイングをもろともせず、3本のフリースローを決め切り、勝負の行方はオーバータイムへ。
OT 広島 80–87 三河 (広島 5–12 三河)
“大青援”を後押しに、オーガストの豪快なダンクで流れを手繰り寄せ勝利
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#11久保田、#18角野、#54ガードナー。
#7長野が華麗なステップインからフリースローを獲得すると、#0オーガストも#11久保田とのコンビプレーからフリースローをもぎ取り75-78と前に出る。
現地に駆けつけたファン・ブースターの”大青援”を後押しに、ディフェンスのギアを上げると、#0オーガストが狙い澄ましたスティールから渾身のダンクを叩き込み、一気に流れを手繰り寄せる。
広島は#13エバンスのドライブで対抗するが、#11久保田が#0オーガストの得点をお膳立てし反撃の隙を与えない。残り1分半には#18角野が値千金の3Pシュートを射抜き、77-85と広島を突き放す。
その後も広島のプレッシャーディフェンスに対して、#7長野、#11久保田が冷静にボールをコントロールして試合終了、80-87と見事な逆転劇でアウェー1戦目を白星で飾った。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
全体的に見て素晴らしいチームの勝利だったと思っています。4Qで同点に追いついて、オーバータイムで勝ち切ることができたのは良かったと思います。
その中でも#18 角野亮伍選手と#11 久保田義章選手、この2人が本当に素晴らしい活躍をしてくれたと思っています。彼らの活躍を含めてチームとしてできたことを考えた上で、明日に繋げていけるような良い試合をできたと思っています。