注目集める巨人の「正捕手争い」正念場を迎えている「選手の名前」
小林は今季プロ10年目を迎える(C)CoCoKARAnext
巨人は8月20日の広島戦(マツダスタジアム)に5-7と敗れた。
ここ4戦3勝と安定した成績を残していた助っ人左腕、ヨアンデル・メンデスの乱調が誤算だった。3回途中までに4四球を与え、4安打4失点で降板と来日最短KOとなった。
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打線も4回に2試合連続となる34号3ランを主砲の岡本和真が放つなど食い下がったが、あと一歩及ばず。これで今季のマツダスタジアムでの戦績は3勝9敗と完敗。14戦8発と打ち込まれているデビッドソンには2試合連続となるアーチをかけられるなど、課題も解消できずに終わった。
首位阪神の背中が遠のき、CS争いも本格化する中、先週の試合では水面下で注目を集めるポイントもあった。
20日の試合含め5試合中、3試合で岸田行倫が先発マスクをかぶったのだ。開幕から攻守でチームをけん引してきた主戦の大城卓三に疲労が見えてきたことで、岸田にチャンスが広がっている。
17日の中日戦の菅野智之、18日の広島戦の戸郷翔征とチームの柱ともいえる投手陣とバッテリーを組むことでチーム首脳は岸田にさらなる成長を促している。
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