巨人・小林誠司 球宴出場で期待される「相乗効果」とは
「マイナビオールスターゲーム2022」(26日・ペイペイD、27日・松山)のプラスワン投票結果が22日、発表され、セ・リーグからは両リーグ最多の9048票を集めた巨人・小林誠司捕手(33)が選出された。
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小林の人気の高さを物語っていた。両リーグ最多の得票数。現在、チームでは控え捕手としての立場となるが、小林を「見たい」ファンが出場を後押しした。
小林と球宴といえば、こんなシーンも浮かぶ。初選出された2017年。第2戦(ZOZO)に「9番・捕手」でスタメン出場すると、3回2死の初打席で金子千尋の初球144キロを左翼席へ豪快に放り込んだ。球宴初打席で初球弾は1970年のロッテ・有藤以来47年ぶりで、史上4人目となる快挙だった。
その年、小林は主戦捕手としてチームで出場しながら、前半戦は打撃不振に陥った。これには全セのコーチとしてベンチ入りしていた高橋由伸前監督から「シーズンで打てよ!」と頭を叩かれたシーンは、ファンの笑いを呼んだ。この一発で初出場にして見事に敢闘賞を獲得したのだ。
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