巨人・小林誠司 久々の存在感も迫る「タイムリミット」とは

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 巨人は7日のDeNA戦(東京ドーム)に18ー3と大勝。今季最多の23安打5発18得点と派手に花火を打ち上げた。

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 各打者が打ちまくる中、この選手もひっそりと花を添えた。

 9試合ぶりにスタメンマスクをかぶった小林誠司捕手(33)は先発の山崎を好リード。

7回1失点5勝目を上げた若き右腕をアシストすると、チーム、球場のファンを沸かせたのは打撃面にもあった。

2ー0で迎えた4回の第2打席。一死一、二塁で相手先発左腕・浜口が投げた初球のチェンジアップを捉えると打球は左翼フェンスを直撃する二塁打に。今季5打点目、4月24日の中日戦(バンテリンドーム)以来136日ぶりのタイムリーを放つと、ベンチでは原監督、元木ヘッドが顔をほころばせ、ナインも一斉に笑顔に。チームを元気づける一打となり、この回はウォーカーの満塁弾、ポランコの3ランも飛び出し、打者13人、9得点の猛爆につながった。

 この日は攻守ともに存在感を示した形だが、「タイムリミット」も迫っている。

 「今オフ、巨人はFAの目玉、西武の正捕手、森獲りに動くといわれている。ここ数年、巨人の課題として正捕手固定がいわれてきたが、結局小林もポジションを取り切れなかった。今後の生きる道としては、リードには定評があるため、第二捕手として正捕手をカバーする役割もあるが、若手捕手も台頭しているため、どうなるか」(球界関係者)

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