“汚染のセーヌ川”への秘策は「ヤクルト」 女子トライアスロン参加選手は強行開催に苦言「綺麗になるわけない」【パリ五輪】
さらに「前日に雨が降っていたのに川が綺麗になるわけがない。でも、競技が開催されなかったら組織委員会にとっても、パリにとっても、フランスにとっても不名誉なことだから。だからこそキャンセルできなかっただけの話」と続けたフェルメイレンは、自身がレース前に行っていた“対策”を明かした。
「病気になるアスリートが出ないことを願うばかりよ。私はプロバイオティクスとしてヤクルトを飲んだ。それ以外は何もしていない。水を飲まないように注意していたけど完全に失敗。(バイクで)転倒しないように心がけていたのに転倒したのと同じで、失敗してしまったわ」
過酷な環境でのレースを強いられた選手たち。その状況は想像を絶するものだったようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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