【阪神】守り勝つ野球に黄信号? 2軍降格となったサトテル以外にも"守備難"が心配される選手の名前
昨年は恐怖の8番打者として存在感を示した(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
阪神がミスミス敗れ、首位陥落となった。
5月14日に行われた中日戦(豊橋)、阪神は昨年の最優秀防御率投手、村上頌樹を立てながら、失策が響いて2-4と敗れた。巨人が勝ったため、首位陥落となった。
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敗因につながったのは8回に出た佐藤輝明のエラーだった。2-1と1点リードで迎えた8回無死二塁、田中が犠打を試みた打球は捕手・坂本誠志郎の前へ、坂本が捕球し、三塁へ送球。しかし、ここで佐藤がまさかのグラブからボールを落とす痛恨の失策で無死一、三塁にピンチが拡大。この回、カリステに同点打を献上、さらに石川昂弥に勝ち越し打を浴び、逆転を許すことに。
この試合、佐藤はマルチ安打を放ち、打撃では存在感を示すも、投手の足を引っ張るプレーとあって、試合後、岡田彰布監督は今季初となる2軍落ちを決断した。
一方、自慢の投手力を押し出すべく「守り勝つ野球」を掲げる、岡田阪神において心配ごとといえば、この時点でのエラー激増ぶりにもある。
ここまででチームの失策数はリーグワーストとなる「24」を記録。昨年もリーグワーストの失策数と、土のグラウンドを本拠地とする中、エラーが増えるのは仕方がない側面もありながら、この試合のように好投する投手の足を引っ張るエラーはいただけないところ。