鈴木誠也は「野球が大好き」高校の先輩が語る「練習の虫エピソード」とは

タグ: , , , 2022/5/22

鈴木は「自分に求めるものがどんどんある」


鈴木と同じく二松学舎高等学校出身の初芝氏は、

「彼がプロ入り後すぐにキャンプの際会いに行ったんですが、その時1人で室内練習場で打っていたんですよ。それだけすごく練習が好きというか、オフの間も色々なところで練習をしていました。鈴木は僕の同級生がやっていたシニアチームの出身なんですが、その同級生から『今、鈴木誠也が来てバッティングフォームをとったんだけど、ちょっと見て気になるところがあったら言って』と言われたこともありましたね。もう野球が大好きというか、それほど自分に求めるものがどんどんあるというように感じました」

と、「練習の虫」として知られる鈴木の練習熱心さを披露。

そんな過去もあって、ここまでの成績に驚きはないという。

一方、

「思ったよりもすごい結果を残している印象」

と話すのは、田中幸雄氏。

その理由を

「もう少し苦しむのかなと予想していましたが、彼の対応力というか、向こうのピッチャーに対応する早さが良かったのかなと思いますね」

とし、メジャーの野球に対する鈴木の対応力の早さを評価。

同じく金村氏も、

「好打者は左バッターが多いという印象の中で、右打者の鈴木がパワーの国に行ってどうなるかなと思っていました。ただ、開幕してからセンター・右中間方向にガンガン打ち出して行きましたよね。やっぱりあの対応力はすごいなと思いましたね」

逆方向への打球も出ていることで対応力を評価すると共に、「メジャーリーグにおける新たなタイプ」と鈴木の躍進を期待した。

侍ジャパンでは昨夏の東京五輪でも4番を務めるなど日本球界屈指のスラッガーのメジャーリーグ挑戦1年目。

果たして今季鈴木は自身の力を発揮し、米球界を激震させることができるか、楽しみだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】「なぜ遠投しない?」佐々木朗希と野茂英雄の意外な共通点
【関連記事】矢野阪神 「ちぐはぐ采配」「拙守」で一気に広がる「不協和音」
【関連記事】原巨人 首位打者吉川にも代打でささやかれる「鉄の掟」とは






「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム