WBC欠場の鈴木誠也、現地ではカブスでの開幕戦出場を危ぶむ声も 「復帰までには数週間かかる可能性がある」
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ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選出され、活躍が期待されていたカブスの鈴木誠也(28)が大会への出場を辞退することとなった。キャンプ地での練習中、左脇腹に張りを訴え、2月25日に予定されていた練習試合は直前で出場を回避、その後、精密検査を受けるなど左脇腹の回復が見込めなかったため、大会不参加を決断した。
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日本代表では打線の主軸として、さらに守備面でも外野の要としての期待が大きかっただけに、大会を目の前にしたタイミングでの鈴木の離脱は痛手であることは間違いない。だが、侍ジャパンでの活動のみならず、レギュラーシーズンへの影響も懸念されていることを現地メディアは報じている。
メジャーリーグ公式サイト『MLB.com』では2月28日、鈴木のWBC欠場を伝えるニュースを配信しており、その中では「非常に残念で悔しい」と語った本人のコメントを紹介している。
その上で同メディアは「カブスはスズキの復帰までのタイムテーブルを発表しなかったが、リハビリとビルドアップのプロセスには数週間かかる可能性があり、ブルワーズとのシカゴの3月30日のシーズン開幕戦に間に合うように復帰するシナリオは楽観的と言わざるを得ない」とシーズン開幕戦への出場も不透明だと指摘した。
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