「ここに来て良いヒットが出ている」”9月”に勝負強さを発揮したノイジーを球団OBが称賛!「外のスライダー」攻略が評価のポイントに
9月20日の巨人戦、23日のヤクルト戦、阪神が勝利した2試合のゲームレポートにおいて、田尾氏はいずれもノイジーを試合のMVPに選出。巨人戦での終盤の逆転タイムリーには「ここで打ってほしいという時に結果が出なかったが、ようやく打ってくれた」と賛辞を贈りながら「後半になって打点が多くなってきている」と印象を述べた。
さらに9月23日、ヤクルト戦では8回のライト前ヒットを高く評価している。外寄りのスライダーが続いたこの打席で「スライダーをきっちり投げられたら空振りかなと思ってみていた」と振り返っており、結果は4球目のスライダーをはじき返してのタイムリーヒット。この内容に田尾氏は「今までだと、あの外の球は空振りする確率が高いスライダーだった。これをヒットできたことで(自分の中で)評価が高くなった」とバッティングの変化を指摘した。
田尾氏は、「ミエセスを出したほうがいいと言っていた時期もあったが」と自身の過去の発言を振りかえりつつ、ノイジーに対し「クライマックスシリーズや、出場が決まれば日本シリーズでの活躍も期待したい」と今後へ向けエールも贈っている。今後迎える短期決戦の重圧のかかる戦いの中でも、ノイジーの勝負強さが発揮されることを、多くの阪神ファンも望んでいる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】ようやく叶ったセ・リーグ制覇! 阪神18年ぶり優勝にSNSで虎ファンも大熱狂「本当に強くなった」「生きてて良かった」
【関連記事】阪神18年ぶり優勝!光った佐藤輝明の2試合連続弾 若き主砲が示した「意地」とは
【関連記事】18年ぶりリーグ制覇の阪神、球界OBが考えるMVPは?