藤浪晋太郎に復帰星を献上 勝負所、中日の7回の用兵を球界OBも不思議がる「なんで辻本だったんだろう」
藤浪は日本球界に復帰後、初白星となった（C）産経新聞社
日本球界復帰で注目を集めていたDeNA・藤浪晋太郎が移籍後初勝利をあげた。
8月31日の中日戦（横浜）に先発した藤浪は7回4安打無失点9奪三振の力投で今夏に日本球界に復帰後は初となる白星をあげた。
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大阪桐蔭の後輩でもある松尾汐恩のリードも冴え、中日打線を封じ込める。
中日は前回同様、右打者に抜ける球への危険回避もあり、先発には左打者8人が並んだ変則オーダー。藤浪は最速156キロの直球とスライダー、カットボールなど変化球とのコンビネーションで序盤は3回まで完全と順調にアウトを重ねた。
しかし勝利投手の権利がかかった5回からやや雲行きがあやしくなる。先頭から二者連続の四球を与え、無死一、二塁のピンチを背負うと9球連続ボールと突然ストライクが入らなくなる。
5回、7回はともに一死二、三塁のピンチを背負いながら無失点で切り抜け、待望の白星を手にした。
中日は前回は左打者9人、今回も先発メンバーは左打者8人、右は遊撃のクリスチャン・ロドリゲスのみだった。
今回の対戦内容に関しては球界内からも考察の声が上がっている。
現役時代は大洋（現DeNA）で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は1日に自身のYouTubeチャンネルに「【プロ野球解説】阪神7回集中打で優勝M7！巨人再逆転許しカード負け越し…中日4連勝もDeNA藤浪に＂スタメン左8人＂で零封負け！ホークスがミス連発でロッテに負け越し…ヤクルト村上が衝撃の1試合3連発！」と題した動画を更新。週末に行われた各球団の戦いぶりを振り返った。
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