藤浪晋太郎また炎上 WBCメキシコ代表「ドヤ顔」アロザレーナに適時打許しKO負け
藤浪は今季2度目の登板でも好投を見せられなかった。(C)Getty Images
アスレチックスの藤浪晋太郎が現地8日(日本時間9日)、敵地でのレイズ戦でメジャー2度目のマウンドに立つも、4回1/3を3安打5失点5四死球で2連敗を喫した。
試合前の時点で開幕7連勝と勢いに乗るレイズの強力打線を止めることができなかった。4回に先頭打者への四球から適時打で2失点。5回も先頭への死球と2四球で満塁となり、WBCメキシコ代表のアロザレーナに中前2点適時打を浴びてKOされた。WBC日本代表との準決勝で本塁打性の当たりを好捕して「ドヤ顔」された因縁の相手に、藤浪も飲み込まれた。
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立ち上がりの内容と、打者2巡目以降では、まるで別人のようだった。3回まで1四球のみと序盤はほぼ万全だったが、4回以降に突如崩れた。メジャー初登板となった1日(同2日)のエンゼルス戦も、2回まで完全投球に抑えながら、3回に突如乱れて8失点。まだ登板2試合だが、適性は先発より中継ぎと判断されるのも時間の問題かもしれない。
四死球から崩れる傾向は、前所属の阪神時代から変わらない。日本から環境を変えて米挑戦したが、登板2試合で防御率17・55と現実は厳しい。同じタイミングで海を渡ったメッツの千賀滉大は「お化けフォーク」を武器に開幕2連勝スタート。好対照な結果となっている。
開幕ローテーションとして藤浪に期待したアスレチックスだったが、0-11で大敗しア・リーグ西地区で単独最下位に沈んでいる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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