背水の陣で挑む藤浪晋太郎に問われる「真価」 大荒れでの“課題露呈”に米記者が苦言「単純にストライクが入らない」

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 ここ数年の投球内容から藤浪について「彼の場合、ボールがどこに行くのかわからない。制球の問題というより、単純にストライクが入らないのだ」と断じるディビッシュ氏。さらにMLBにおいて初級ストライク率がわずか52%と厳しい右腕を「中途半端な数字ではあったが、そのポテンシャルを買われ、2024年シーズンにメッツと1年335万ドル(約5億300万円)の契約を結んだ。だが、結局メッツでは1イニングも投げていない」と断じている。

 もっとも、ある程度のコントロールさえつけば、藤浪は球界屈指のパワーアームへと変貌を遂げるポテンシャルは秘めている。それだけにディビッシュ氏も「マリナーズは彼の90マイル後半の速球と空振りを奪える変化球に可能性を感じて獲得した。握りやフォームの微調整を行うことで、リリーフの一角として起用できることを期待したい」と改善を願った。

 早くも逆風が強まる藤浪。背水の陣として臨むメジャー3年目で、日本の剛腕の真価が問われている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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