阪神時代から大幅昇給のワケ 元同僚が語った藤浪晋太郎に才覚「ど真ん中に来るボールはハード。普通じゃない」
昨シーズンにアスレティックスで藤浪と同僚でもあったメイ氏は、間近で凄みを目の当たりにしてきた。ゆえに「フジナミはとにかく並外れたアスリートなんだ」と称賛。昨シーズン序盤に不振に喘いだという指摘にも、次のように切り返している。
「あまり知られていないけど、彼はとても強くて、常に努力している。僕は彼が確かな物を持っていると思うよ。別にクレイジーなシンカーを投げる訳でもないし、浮き上がるような速球があるわけでもあに。けど、ど真ん中に投げ込むボールは103マイル(約165.7キロ)で、本当にハードだ。あれは普通じゃない」
さらにメイ氏は「フジナミは常に速い球を投げることができる。速度が落ちる日もほとんどない。そして決め球のスプリットがある。スピードならメジャー最速ピッチャーのトップ3に入るはずだ」と強調した。
30歳を目前にして、まだまだ成長の余地がある。天井知らずで突き進む藤浪が、名門でどれだけの成果を出せるかに期待せずにはいられない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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