“事実上の戦力外”から1か月――ストライクを多投する藤浪晋太郎の「改善」を米メディアも称賛「昇格すれば、助けになる」

タグ: , , , 2024/8/20

マイナーでの調整が続いている藤浪。(C)Getty Images

 ショッキングなDFA(メジャー出場の前提となる40人枠ロースターから外す措置。『事実上の戦力外』とも伝えられる)から約1か月――。3A残留を決めた30歳が存在感を示した。

 現地時間8月17日に行われた3Aのロチェスター戦に藤浪晋太郎(メッツ傘下のシラキュース)が7回から3番手で登板。2回(23球)を投げ、無安打無失点、5奪三振の快投を見せた。

【動画】圧巻の3者連続三振! マイナーで見せる藤浪晋太郎の奪三振ショー





 通年の課題であった制球力の改善も顕著に見られた。8点ビハインドの7回からマウンドに上がった藤浪は、先頭をショートフライに打ち取ると、後続を見逃し三振、空振り三振でねじ伏せる。

 勢いに乗った右腕は、回跨ぎで上がった8回も圧巻の投球を披露。ストライク先行の投球でスプリットを決め球に3者連続の空振り三振で危なげなく乗り切った。この日に投じた23球中ボールはわずか2球のみ。ストライク率は91%で、1人目の2球目から最後の打者の3球目まで20球連続でストライクを記録した。

 今季は5月に右肩の張りで負傷者リスト(IL)入りした藤浪。6月5日(現地時間)には60日間のILに移行すると、7月26日にはDFAとなった。メッツとの1年契約でシビアな状況は続いているが、それでも右肩痛から復帰した6月25日以降は13登板中10登板で無失点と徐々に安定感は出つつある。

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム