「頼むから大谷にぶつけないで!」同地区アスレチックス入りの藤浪晋太郎にファンは戦々恐々
(C)Getty Images
ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指している阪神・藤浪晋太郎が、アスレチックスと1年契約で合意したと報じられた。米メディアなどによると、1年契約で、年俸は325万ドル(約4億1900万円)。阪神での昨季年俸4900万円から、破格の大幅アップとなった。
アスレチックスといえば、大谷翔平が所属するエンゼルスと同じア・リーグ西地区。23年開幕戦をはじめ、シーズン13試合での対戦が組まれている。高校時代から比較されてきた同学年の2人だけに、舞台をメジャーに移しての再戦に期待が高まる一方で、SNSにはシビアな書き込みもあった。
【関連記事】SB近藤 「優勝請負人」となれるか 早くもささやかれる「2つの火種」
「藤浪にはどうしても頭部付近へすっぽ抜けを投げるイメージがある。頼むから大谷にはぶつけないでほしい」
「大谷は世界の宝。コントロールが悪いときの藤浪と対戦させるのは正直怖い」
制球難が課題の藤浪が、大谷に対して「危険球」をぶつけるのではないかという一部ファンの指摘だ。藤浪は最速160キロ超の直球と、スプリットなどの変化球を操り、素材は一級品。だが制球の不安定さが、近年伸び悩みの原因となっていた。課題解消に取り組むが、メジャーでは滑りやすいボール、硬いマウンドという難題が待ち構えており、「悪癖」が再発しないとも限らない。
1 2