元レッズの34歳秋山翔吾がメジャー継続を諦め日本球界復帰を決意 コロナ禍、大リーグの若年化の波に勝てず

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 大リーグ関係者も「NPB出身の選手はポスティングシステムで大リーグに挑戦できるが、海外FAを取得するまで最短でも9年かかる。大卒の場合は30歳を超えてしまう。どうしても盛りを過ぎてしまう」と指摘した。

 特に大リーグの野手は若年化が進んでおり、平均年齢は2010年が29.2歳だったのに対し、2020年は28.2歳と10年間でちょうど1歳若返った。秋山も現在34歳。もはやベテランの域だ。各球団にも高齢の選手はいるが、よほどの成績を残さない限りは球団側も起用を渋る傾向にあるという。

 二刀流で活躍するエンゼルスの大谷翔平もポスティングでの挑戦を所属先の日本ハムから容認してもらい、23歳の若さでメジャーデビューできた。秋山もあと数年早く、メジャーの地を踏んでいたら、息の長い選手になっていたはずだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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