村田修一と共に新人で乱闘に参加…引退に同期入団の特別な思い
修が巨人に移籍した後も話す機会があり、「巨人は色々凄いよ」と漏らしていたのを覚えています。常勝軍団を義務づけられている重圧を含めて「色々」という言葉が非常に深い意味があると感じました。今年はNPB復帰を目指し、栃木県ゴールデンブレーブスでプレー。僕もクリケットに転身して栃木県佐野市を拠点に活動していたので不思議な縁を感じました。彼ほどの凄い選手は僕にはわからない悩みを抱えて引退という決断をしたと思います。
現役は引退しましたが、球界の宝としてこれからも野球界に携わってほしいですね。
[文/構成:ココカラネクスト編集部 平尾類]
木村 昇吾(きむら・しょうご)
1980年4月16日、大阪府生まれの37歳。尽誠学園で3年夏に甲子園出場。愛知学院大に進学し、遊撃手でベストナインを5度獲得するなどリーグ通算打率・318、5本塁打。02年ドラフト11位で横浜に入団。07年オフに広島にトレードされ、11年は遊撃のレギュラーをつかみ、自己最多の106試合出場で37犠打をマーク。15年オフにFA権を行使したが移籍先が難航し、西武にテスト生で入団。昨年限りで戦力外通告を受け、クリケットに転身。インドのプロリーグでの活躍を目指す。あずさ夫人と子供は1男2女。
木村昇吾公式サイト(http://shogokimura.net/)
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