「指導狙いは見ている人を退屈にさせます」柔道レジェンドが指摘した"問題点"に「まさに同意!」【パリ五輪】
この大野氏の見解には「まさに同意!」「わかりやすい柔道が主流になってほしい」「累積指導の反則負けではなく、技で勝敗が決する柔道が見たい」など意見を支持する声がネット上でも拡がっている。
さらに変わっていくルールを追いかける前に「古き良き時代の柔道」、改めて原点である一本を取ることを目指していきたいとした大野氏。かつて先輩柔道家から「白黒はっきりわかるような柔道をしなさい」と伝えられたとした上で「子供達が見ていてかっこいい、やりたいと思うような柔道を畳で展開したい」と今後の柔道界に思いをはせた。
最後は「オリンピックだけではなく、普段の大会から柔道を応援していただけると幸いです」と呼びかけることも忘れなかった。
柔道と「JUDO」の違いについて、今大会では様々な議論も沸き起こった。日本の国技である柔道は今後、どう進化していくのか。引き続き、注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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