大谷翔平、必然的に膨らむMVPへ期待 “ジャッジ派”だった米識者は「オオタニじゃなきゃ、球界は崩壊する」と熱弁
もっとも、プリーサック氏は昨シーズンにアメリカン・リーグ記録となるシーズン62本塁打をやってのけたアーロン・ジャッジを推していた。実際に同番組でも「ジャッジがつま先に怪我をして離脱するまでは彼に投票をしていたと思う」と明かしている。
いわゆる“ジャッジ派”だったプリーサック氏も、今の大谷は「圧倒的だ」と語る。そして、MVPに推挙する理由を語っている。
「これだけは言いたい。シーズンが進むにつれて、オオタニの支配力が明らかになってきている。何人かの有力な先発投手たちが調子を落とし始めているなかでも、彼は上昇気流に乗っている。実際、今の彼は野球界のどんな先発投手よりも優れているよ。反対に攻撃面でも素晴らしい。私は数週間前まで『今年の終わりまで答えは保留にしたい』と言っていたが、今は揺るぎない。アメリカン・リーグのMVPはオオタニだ。もしも、そうじゃないなら完全に球界は崩壊だ」
日本のみならず、いまや世界中の野球ファンやメディアが賛辞を惜しまない。長きにわたる野球史で見ても稀有な存在になりつつある大谷の挑戦を興味深く見守りたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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