大谷翔平、本拠地7連戦後に今季完全休養へ 米名物記者が「10日以内に今季の終了を決断する」と報道
右肘の故障が判明後、懸命にプレーを続けている大谷。そんな二刀流スターの気になる話題が舞い込んだ。(C)Getty Images
大谷翔平(エンゼルス)は、来シーズン以降のキャリアを見据えた決断を下すようだ。現地9月3日に米紙『USA Today』の名物記者であるボブ・ナイチンゲール氏は、「オオタニの考えをよく知る関係者」の話として、「本人が10日以内に今シーズンの終了を決断するだろう。そしてトミー・ジョン手術を受ける可能性がある」とすっぱ抜いた。
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二刀流スターのコンディション面への懸念が強まっていた。先月23日に行われたレッズとのダブルヘッダー第1戦に投打リアル二刀流で先発した大谷だったが、2回のマウンドで途中降板。試合後の検査の結果、右肘側副靭帯の損傷と判明したため、投手としては今シーズンの完全休養が発表された。
それでも大谷は「打撃には影響がない」と打者としては出場を継続。25日からの9試合で打率.333、OPS1.082とまずまずの結果を残していた。もっとも、この間の本塁打数はゼロ。故障前まで平均で13.5度だった打球角度も7.3と低下。ライナー性の引っ張った当たりが多く、疲労が影響したような打撃内容になっていた。
そんな大谷の現状をふまえて「手術の決定は当初の予定よりも早まる可能性がある」と伝えるナイチンゲール記者は、現地4日から始まる本拠地での7連戦を戦い終えた後に、「シーズンの終了を宣言する」と断言。大谷は直後にキャリア2度目のトミー・ジョン手術に踏み切り、来シーズンの早々に少なくとも指名打者として復帰する見込みだという。