「ショウヘイは僕らと違う生き物」――敵軍からも敬意の数々 “野球の本場”で強まる大谷翔平の存在感

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投打での異次元の活躍を続ける大谷。そのパフォーマンスに賛辞が寄せられない日はない。(C)Getty Images

 大谷翔平(エンゼルス)のメジャーリーグ史に残る活躍は、やはり異次元だ。

 メジャー6年目の今季もここまで投打で安定して活躍。打ってはアメリカン・リーグ2位の16本塁打、OPS.904の好記録をマーク。投げては12先発で5勝ながらWHIP1.01、奪三振率12.17と相変わらずの支配力を見せつけている。史上初となる2年連続での「投打W規定到達」の偉業も可能だろう。

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 史上最強の野球選手――。そんな賞賛を聞かない日はない大谷は敵味方に関係なく尊敬される存在となっている。現地6月7日、イリノイ州を拠点とする放送局『Marquee Sports Network』は「カブスはオオタニのスター性に畏敬の念を抱いている」と銘打った特集記事を掲載。連日試合中継を行なっている贔屓球団であるカブスの選手やコーチ陣が語った「大谷評」をまとめている。

 まず、「唯一無二のGOAT(史上最高の選手)だね」と称えた新人右腕のジェレミア・エストラーダが「ショウヘイは僕らとは違う生き物なんだ。他にあんなことができる人間がいるとは思えない」と訴えれば、現地7日のエンゼルス戦で先発登板したジェイムソン・タイヨンは「あいつはエースでありながら、3番を打ってる。それをたった一人で何年もやっているんだ。まったく意味が分からない」と脱帽した。

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