大谷翔平に止まぬ激賞の声 米記者が早くも“日本人史上初の戴冠”を断言「MVP争いはもう終わった。差は僅差ですらない」
目下、文字通り絶好調の大谷。その活躍に米記者からの賛辞が収まる気配はない。(C)Getty Images
存在感を強める大谷翔平(エンゼルス)に対する声価が高まっている。
去る6月15日(現地)に行なわれたレンジャーズ戦では、“リアル二刀流”で活躍。投げては2失点と粘りの投球で6勝目をマーク。打っても8回表に2試合連続となる22号2ランアーチを放った。
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そして16日に敵地で迎えたロイヤルズ戦では、初回に鮮やかな流し打ちによる二塁打を記録。これで大谷はチームの2連勝に貢献するとともに連続試合安打数を「13」に伸ばした。
投打に違いを生み出し続ける大谷だが、今季はとりわけ打撃が際立っている。直近7試合での成績は打率.500、5本塁打、10打点、出塁率.618、長打率1.208と出色のパフォーマンスだ。本人も「もちろん結果もいいですけど、なるべくしてなっている感じがいいんじゃないかなと思います」(15日のレンジャーズ戦後談)と口にするように、打席内での内容も良く、相手バッテリーからすれば、対応し難い存在なのは間違いない。
もっとも、投手としても図抜けている。防御率こそ3.29と一時に比べて低下しているが、WHIPは1.05、さらに被打率(.178)はリーグ最少を維持するなどエース級の働きだ。ゆえに早くも一部のメディアでは大谷をMVPに推す声があがっている。