「50盗塁は現実的ではないが…」ドジャース2年目を迎える大谷翔平 二刀流再開の今季も「計り知れない価値を持つ」と現地メディアが強調

二刀流復活を目指す今季は大谷にとって特別なシーズンになりそうだ(C)Getty Images
ドジャースの大谷翔平は加入2シーズン目となる2025年、マウンド復帰が予定されている。すでに、昨年より投球練習も行われてきており、ワールドシリーズ連覇に向かう今季、ドジャースで初めてお披露目となる大谷の「二刀流」が注目されることは間違いない。
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当然、打者としてもMVPに輝いた昨年並みのパフォーマンスにどれだけ近づけられるかも、ファンの関心事となり続けている。そして今オフも大物選手を獲得したドジャースだが、やはり今季も背番号17がチームの軸としての期待を背負うことになりそうだ。
米メディア『CLUTCHPOINTS』では現地時間1月30日(日本時間31日)、大谷の特集記事を配信しており、その中では、ドジャース2年目を迎える「日本人スター」の役割などについての見解を綴っている。
トピック内では、ドジャースのブランドン・ゴームスGMが『NEW YORK POST』のインタビューで大谷について語ったコメントを紹介。大谷のプレーへの取り組み方に感銘を受けたというゴームスGMが打ち明けた、以下のような言葉が記されている。
「毎日のルーティンやプロセスに対する献身的な姿勢、投手の癖を研究するための徹底した準備。オオタニは確かに足が速いが、メジャーで最速というわけではない。それでも試合状況を考慮しながら、走るタイミングを見極め、適切な場面で盗塁を仕掛ける。その判断力が素晴らしい。彼のルーティンの精度や集中力は、誰もが想像していたレベルを遥かに超えている」