野次られるのはスターの証 大谷翔平へのブーイングに敵地元紙記者が見解「オオタニに嫉妬し、深みにハマっている」

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「オオタニは野球の次元において完璧なパフォーマーであり、エキゾチックな存在であり、日本のアイコンであり、間違いなく北米でも今最も有名なアスリートである。彼はこの週末に、プロポーズを断られたブルージェイズ・ファンからブーイングを浴びることになったが、ホームランを打った際には観客は静まり返るどころか、熱狂的に沸き上がっていた」

 もっとも、大谷は観衆の野次を意に介さず、出色の活躍を続けた。「ブーイングされるかは結果的な話なので。これだけ多くの人に入ってもらって、自分のチームが好きだからこそ相手のチームの選手にブーイングすると思う。そういう熱量はドジャースファンでもブルージェイズファンでも野球好きなんだなと逆にリスペクトに感じるところ」と語る表情は、どこかブーイングをされる状況を楽しんでいるようにも見えた。

 そして、大谷はしびれるシチュエーションで真価を発揮した。初戦に特大のホームランを放った大谷は、続く第2戦ではブルージェイズ先発マウンドに立った菊池雄星から今季のMLBで最速となる119.2マイル(約191.8キロ)の適時打を記録。目に見える「結果」でもって、ブルージェイズファンに“応えた”。

 おそらく今後も大谷は敵地で目の敵にされる可能性は小さくないが、そのたびに圧倒的なパフォーマンスを見せつける姿を期待せずにはいられない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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