大谷翔平もFワードで苛立ち エ軍の拙守&拙攻、そして指揮官に批判の声「ここでオオタニを先発させる意味が分からない」
マウンド上でも感情をむき出しにする素振りを見せていた大谷。彼を援護できなかったチームには批判の声が相次いだ(C)Getty Images
チームの脆さを露呈するようなゲームだった。現地7月14日に本拠地で行なわれたアストロズ戦にエンゼルスは5対7で敗北。これで6連敗となり、レギュラーシーズンの後半戦から厳しい船出となった。
大谷翔平が「2番・指名打者兼投手」で先発マウンドに立ったこの日、エンゼルスは攻守に精彩を欠いた。
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2回裏に2点を先制しながら、大谷が攻め込まれた4回表に同点とされると、問題のプレーが5回表に1点を勝ち越されて迎えた1死2塁の局面で起きる。相手4番のホゼ・アブレイユが初球を打ってボテボテのサードゴロに倒れたのだが、ここでサードのルイス・レンヒーフォがまさかのお手玉。ボールが三遊間を転々とする間に二塁走者の生還を許したのだ。
右手中指の割れた爪とマメの影響もあってか思うように投げ切れず、マウンド上でも「クソッ」とFワードを用いて漏らしていた大谷。それだけに打ち取った当たりを弾かれた軽率なレンヒーフォのミスには、両手を膝について「嘘だろ」と言わんばかりの表情を浮かべた。
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