大谷翔平もFワードで苛立ち エ軍の拙守&拙攻、そして指揮官に批判の声「ここでオオタニを先発させる意味が分からない」
守備で起きたミスのネガティブな影響は攻撃にも波及する。4対7とビハインドを追っていた7回裏にエンゼルスは無死一、二塁の局面を作るも、9番のマイケル・ステファニックが送りバントを失敗。さらにベースから飛び出していた二塁走者のハンター・レンフローが、打球を補給した相手捕手マーティン・マルドナードに刺されて痛恨のダブルプレーに。絶好機をふいにしたのである。
もちろん、抜け目のないアストロズのプレーは際立っていた。とはいえ、エンゼルスは平凡な内野ゴロでダブルプレーを取れなかった記録に残らないミスを含めて集中力を欠いている感が否めない。ゆえに批判の声も噴出した。
エンゼルスの専門サイト『Halo Hangout』は「まだ明らかに指を痛めている影響があるのに、ここでオオタニを先発させる意味が分からない」と指揮官の決定を嘆いたうえで、「バントなんか絶対にさせるな」と主張。さらに米メディア『The Athletic』でエンゼルス番を務めるサム・ブラム記者は「おそらくオオタニが気にしていたのは爪だ。ネビンは試合前に『もう問題ないだろう』と言っていたが、気になるようだ」と懐疑的な意見をツイートしている。
内容も同地区のライバルに圧倒されたエンゼルス。今季初めての借金2となり、悲願のポストシーズン進出が遠のく形となった黒星は、あまりに痛恨だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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